「タマゴサンド」が名物の「喫茶、食堂、民宿。なごのや」(名古屋市西区那古野1)が4月26日、新しく作った食品サンプルのメニューが入ったケースを設置した。
近隣住人やワーカー、名物目当てにくる観光客や、2階のゲストハウスを利用する外国人観光客など、多様な客層に利用されている同店。食品サンプルは中村区に名古屋営業所のある「いわさき」が製作した。昔から食品サンプルが好きだという同店スタッフの早瀬優音さんが調理し盛り付けた料理を基に型を作ったという。「メニューの現物をそのまま、出前のようにいわさきの担当者が会社に持ち帰って行った。みそ汁の量も再現するために、おわんと汁の間を測っていて驚いた」と早瀬さん。
「タマゴサンド」や「小倉サンド」、「野菜カレー」「しょうが焼き定食」「ミンチカツとからあげ定食」などの定番メニューを店頭のショーケースに並べるほか、店内レジ下のショーケースにもカラフルなクリームソーダやパフェを飾る。
仕上がりについて早瀬さんは、「『チーズタマゴサンド』のチーズが伸びた様子がとても気に入っている。3つにカットしたハムカツサンドの大きさ・形が微妙に均等でないところや、2つ並んだ定食メニューの付け合わせのキャベツの量が少し異なっているところなど、食品サンプルの型用に提供したメニューの姿がそのまま残っている。ドレッシングのかけ方さえもリアル」と笑顔を見せる。