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円頓寺・久屋で子ども向け「ハロウィンラリー」 街との緩いつながり目指す

昨年の「名古屋ハロウィンラリー」の様子(写真提供=名古屋ハロウィンラリー実行委員会)

昨年の「名古屋ハロウィンラリー」の様子(写真提供=名古屋ハロウィンラリー実行委員会)

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 子ども向けの「名古屋ハロウィンラリー」が10月26日・27日、商店街がある円頓寺エリア(名古屋市西区)や久屋大通公園エリア(中区)などで開かれる。

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 主催は、子ども・ファミリー向け商品の卸の堀商店(西区)などで構成する実行委員会。コロナ禍で楽しみが減ってしまった子どもたちのために、回遊型で密を作らないハロウィーンイベントとして2020年に初開催し、今年で5回目。昨年の参加者は1000組3800人以上。

 仮装姿の小学生以下の子どもたちが保護者同伴で参加店を巡り、申込時に取得できるデジタル参加証を提示の上、子どもが「トリック・オア・トリート」の合言葉を伝えると菓子がもらえる。協力店は円頓寺商店街、円頓寺本町商店街、久屋大通公園内「ヒサヤオオドオリパーク」、複合ビル「ブロッサ」、納屋橋の「COLORS.366にある物販店や飲食店など78店。菓子は準備数なくなり次第終了。

 堀商店の堀新太郎さんは「『トリック・オア・トリート』の言葉を通じて参加者と店の人とのコミュニケーションが生まれることが特徴。『あの店にあの人がいたな』という緩いつながりが生まれると、店の利用促進や地域経済活性化になる。そのほか、子どもたちにとって『知っている人がいる店」という認識で緊急時に駆け込みやすくなるなど、防犯・防災の観点でも意義がある」と話す。

 今年はイベント専用の地図アプリを開発し、協力店の店舗情報やスタッフ紹介を載せる。公共交通機関や休憩場所、トイレ、授乳室、おむつ替えスペースなどの案内を強化し、参加者がより楽しめるようにするという。

 期間中は、元気で礼儀正しいあいさつや「トリック・オア・トリート」を言う練習会も行い、合格者には「ハロウィンラリープロ」を掲げた缶バッジを進呈する。そのほか、間違い探し、謎解き、ミニ運動会などのプログラムも用意する。大学のゼミ生がインストラクター役を担う恒例のハロウィーンダンスは、ウェブサイトに掲載するお手本動画を見て予習し、参加する子どもたちもいるという。

 ラリーへの参加にはウェブサイトで申し込みが必要。

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