「まねき猫」をテーマにした作品など500点展示-ノリタケの森ギャラリー

頭にふんを乗せた招き猫「糞ネコ」。ノリタケの森ギャラリーで

頭にふんを乗せた招き猫「糞ネコ」。ノリタケの森ギャラリーで

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 ノリタケの森ギャラリー(名古屋市西区則武新町3)で2月5日より、「The 陶市 4th TOKONAME CREATOR’S FLAG」が開催されている。

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 同展は、常滑を中心に活躍する若手陶磁器作家によるグループ展で、今回で4回目。同展には、20代~30代が中心の陶磁器作家ら29人が参加し、毎回共通のテーマに添った作品や新作を展示。今回は、常滑市が全国で「まねき猫」の生産量が1位であることから共通テーマを「まねき猫」に決め、それぞれ作家の感性から制作された陶磁器作品など約500点を展示している。

 「まねき猫」をテーマとした作品は、全部で29点を展示。猫と巻き貝が合体したデザインの花びん「まきねこ」や、キャットフード1粒ずつを焼き物で制作し器に盛ったもの、招き猫の頭にふんが乗った「糞ネコ」など、ユニークな作品が並ぶ。各作家の新作展示コーナーでは、猫が万歳している置き物「わっしょい猫」、「ネコスプーン」「ねこポット」など、猫をモチーフとした作品も多く見られ、中には陶磁器で制作した大きな風呂釜(縦80センチ×横119センチ×高さ50センチ)や、焼き物でリアルな「ふん」を表現しティッシュペーパーの上に飾ったもの、巻貝をモチーフにした電気スタンドなど、個性的な作品も。会場では、来場客が作品を手に取りながら興味深げに眺めたり、陶磁器の風呂釜の中に入って楽しむ様子なども見られた。

 会場内には、参加している作家らが日替わりで陶磁器制作の実演を行うほか、常滑の紹介コーナーも設置。作品は一部販売も行う。作品の主な価格は、「わっしょい猫」(1,000円)、「ねこスプーン」(1,500円)、「ねこポット」(5,250円)、「糞」(500円)、「糞ネコ」(1,000円)「まきねこ」(12,000円)ほか。作品の価格帯は500円~25,000円。

 開館時間は10時~18時(最終日は16時まで)。入場無料。2月11日まで。

フォトフラッシュ 陶磁器の風呂釜(名駅経済新聞)フォトフラッシュ 会場の様子(名駅経済新聞)誕生日などが記された手作り招き猫400匹-東急ハンズに集合(名駅経済新聞)舞妓さんも愛用する伝統工芸「つまみかんざし」展(名駅経済新聞)ノリタケ社員らプロ・アマ共演のオートモービルアート展(名駅経済新聞)ノリタケの森ギャラリー

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