春日井製菓株式会社(本社:愛知県名古屋市西区、代表取締役社長:春日井大介)は、厚生労働省が2025年7月4日に発表した共育(トモイク)プロジェクトにおいて、東海地域の好事例として選出されたことをお知らせします。2025年7月23日(水)~25日(金)にポートメッセなごやで行われる展示会にて、共育(トモイク)プロジェクトブースにおけるパネル表示と、7月25日(金)10:30~のセミナー内で、春日井製菓の男性育休の取り組み事例が紹介されます。



▲写真左から、従業員の家族による会社見学「オープンファミリーデー」や、産休・育休中の社員が子連れで集まりおしゃべりできる「パパママ会」 、育休取得に関する独自資料を元に丁寧な説明を行うなど、さまざまな活動を通じて「家族を大切にできる働き方」を追求しています。
春日井製菓は2011年、名古屋市より「女性の活躍推進企業」として認定されました。これは、2016年に施行された女性活躍推進法に先駆けたもので、当時の社長(現会長:春日井康仁)が「女性の活躍」、「出産後も安心して働き続けられる職場づくり」の重要性を早くから認識していたことが背景にあります。
社長自身が家庭を大切にし、育児にも積極的に関わってきた経験から、「子育ては女性だけでなく、男性も関わっていくもの」という考えを持ち、社員にも伝えていました。その想いをもとに2016年には男性社員が出産後3か月以内に取得できる「短期育児休暇制度」を独自に導入し、男性も育児に参加する環境づくりを進めてきました。
2022年の法改正を機に、男性の育児休業取得を本格的に推進。短期育児休暇制度を廃止し、より柔軟で実際に活用しやすい育休制度へと移行しました。現在では、人事と相談しながら一人ひとりに合った育休プランを設計し、「育児に関わる」から「育児を共にする」へと意識が変わりつつあります。経営層からは、育休の取得促進だけでなく、職場での受け入れ体制やサポートの整備についても積極的に取り組むよう指示が出されており、社員全体で支え合う風土が根付いています。
妻の妊娠がわかると、男性育休を取得したことがある同僚に「どんな制度がつかえる?」「どうだった?」等、自然と会話が生まれています。男性育休取得が「特別なこと」ではなく「自然なこと」という風土があるのが当社の特徴です。
男性育休制度についてを自社で独自資料を作り、職種や家庭の個別事情を含め本人の希望に沿ったプランを設計します。特に男性は手取り減少の不安が大きいことがわかったので、不安を払拭し、安心して育休が取れるよう丁寧に説明しています。
◆展示会:名古屋 人事・総務・経理WEEK(
https://www.office-expo.jp/nagoya/ja-jp.html)
◆場所:ポートメッセなごや
◆内容:厚生労働省の共育(トモイク)プロジェクトブースにて、春日井製菓の事例がパネル展示されます。7/25(金)セミナー「カイシャの未来カレッジ」【選ばれ続ける企業になる】人的資本経営時代の「男性育休」はなぜ戦略的に重要なのかにて、人的資本経営コンサルタントの中山航氏と、名古屋市男女平等参画推進委であり(特非)ママライフバランス代表上条厚子氏のセミナーにて事例紹介されます。
春日井製菓とは
1928年に愛知県名古屋市で創業。キャンディ、グミ、ラムネ、こんぺいとう、豆菓子など幅広い年齢層に支持される菓子を手掛ける菓子メーカーです。『黒あめ』、『ミルクの国』、『キシリクリスタル』、『つぶグミ』、『グリーン豆』など、ロングセラーのお菓子を作っています。経営理念は「おいしくて、安心して多くの人々に愛され続けるお菓子作り」。

春日井製菓は健康経営優良法人2025(中小規模法人部門)認証取得企業です。
<認証取得>
国際規格の食品安全マネジメントシステム「FSSC22000」
品質マネジメントシステム「ISO9001」
公式HP:
https://www.kasugai.co.jp/