名駅西口の「ちょいのみ酒場」、名駅南に2号店-立ち飲み文化提案

手書きメニューの黒板が温かさを演出する店内の様子

手書きメニューの黒板が温かさを演出する店内の様子

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 昨年2月に名駅西口にオープンした立ち飲み居酒屋「ちょいのみ酒場 西口本店」(名古屋市中村区椿町)は1月8日、2号店「ちょいのみ酒場 名駅笹島店」(名駅南1、TEL 052-561-7380)を笹島交差点南にオープンした。

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 店舗面積は15.4坪で、カウンターとテーブル卓を設け約35人を収容できる。コンセプトは本店同様「庶民の社交場」で、「名古屋に立ち飲み文化を創る」をモットーに展開。ターゲットは30~50代のビジネスマン。本店では女性客も増えてきたという。

 立ち飲みの魅力について、同店を経営するアセンテジャパン(一宮市)の小原さんは「席の譲り合いなど快く対応してくれ、お客さまがやさしく雰囲気がいい。席で分かれてないため、お客さま同士の距離が近く交流しやすい。そうした人の温かさつながりが魅力。明日の活力につながる」と話す。「本店では常連のお客さまも増え、『今日はあの人来てないの?』などなじみの顔もできているようだ」とも。

 店内には本店と同じく、昭和の名古屋の写真のほか、当時の新聞記事、懐かしいレコードのジャケットなどをディスプレー。メニューやメッセージなどを書き込める黒板を新たに置き、温かさを演出する。

 豚のヒレ肉を使った串カツ(80円)、レンコン(100円)、ナス(120円)、ジャンボチキンカツ(180円)などの串揚げメニューは、各テーブルに2度付け禁止のソースを用意するほか、みそダレに付ける「どて」にできるメニューも。串焼きメニューは焼き鳥、皮、砂肝(各120円)などの定番メニューのほか、北海道・室蘭の豚ロース肉にタマネギを串に刺した「焼き鳥」を豚バラ肉にアレンジした「豚ねぎ間(室蘭焼鳥)」(180円)を提供。そのほか、みそおでん(大根、タマゴなど各100円)、手羽先(1本120円)、どて煮(380円)、笹島店限定のセットメニュー「ちょいのみセット」(780円)など。

 ドリンクは、生中ジョッキ(390円)、ハイボール(350円)など。普段仕入れにくい日本酒を集めた「幻の酒」(1杯500円)は「酒蔵と愛飲家の架け橋」とし、新商品や珍しい商品などを消費者につなげることを目的とする。2~3カ月ごとに入れ替え、テーマに合わせた日本酒を数種類集め提供する。現在のテーマは「冬の北陸」「本店で東海地区の酒をテーマにした際は、特に出張客などから評判が良かった」(小原さん)。

 昼は本店同様、うどん、そば(各290円)や、トッピングのエビ天・野菜天、カレーライス(390円)も提供。

営業時間は11時~14時、17時~24時。

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