名駅3丁目に牛タン料理やカツオのわら焼きを提供する和食店「べこや 名駅店」(名古屋市中村区名駅3、TEL 052-571-1735)がオープンして約1カ月以上が過ぎた。オープンは3月10日。
店舗面積は約25坪。畳敷きの店内にはカウンター7席、掘りごたつの個室(4人、6人、12人の3部屋)、24席の座敷の広間のほか、靴のまま利用できる4人掛けのテーブル席1卓を設ける。カウンターからは焼き場、厨房を見ることができる。
コンセプトは「スローフード」。仙台から仕入れる牛タンを使用したメニューのほか、土佐の名物、わら焼きカツオをメーンメニューに据える。牛タン料理は、1~2センチほどの厚みにカットした「厚切り牛タンの炭火焼き」(950円)、約8時間煮込んだ「お箸で切れる 柔らか牛タン」(780円)、赤みそを使った「牛タンのどて煮込み」(530円)、「大とろ牛タンのお刺し身」(1,080円)など。わら焼きカツオには「あぶって脂が落ちパサパサにならないように」脂ののった今から夏ごろまでが旬だという、毎日高知から取り寄せるトロガツオを使用。価格は「春カツオのわら焼き」(980円)。
そのほか全国から仕入れる旬の素材で作る料理を提供。主なメニューは、「アサリとウドの春釜飯」(1,250円)、富山から仕入れた「ホタルイカのお刺し身」(980円)などで、季節によってメニューが変わる。
ドリンクは、ビール、ハイボール、焼酎、梅酒のほか地酒を用意。「あまり出回っていない」という「醸し人 九平次 件の山田」(990円、愛知)、「三千盛 純米」(990円、岐阜)、「刈穂 山廃純米 超辛口」(850円、秋田)など全国の地酒約10種類も。飲み比べできる「利き酒三種 銘酒めぐり」(1,080円)も用意する。メニューに載っていない地酒もあり、「お客さまと会話しながらおすすめを用意する」と佐藤店長。
これまでの中では個室利用を希望する利用客が多いという。営業時間は17時~翌0時30分。