ノリタケの森(名古屋市西区則武新町3)で現在、ファミリー向けの夏休みイベント「ノリタケの森に恐竜がやってきたII」が開催され、園内には巨大な恐竜ロボットが出現している。
今年で4回目となる同イベントは、3体の恐竜ロボットが常時動きをみせる。「だんだん夏のイベントとして定着してきた」と担当の中井さん。期間中は、園内のキーワードを集めてクイズに答える「恐竜クイズラリー」も開催する。
長さ15メートル、高さ5.5メートルのティラノサウルスは「最強の恐竜ともいわれており、大きくて迫力がある。下を向いて口を開けたときはさらに迫力満点で、シャッターチャンス」
今年は他に2体の恐竜ロボットも導入。長さ8メートル・高さ2.7メートルのスピノサウルスは昨年よりもパワーアップしたいと考え設置したという、前後に歩く新作ロボット。背中に並ぶ骨の板が特徴的なステゴザウルスは、長さ6メートル・高さ2.3メートルの草食恐竜。「子どもに人気のある恐竜で動きもおとなしいので、怖がりな子どもも近づくことができる」
来場者の様子について「毎年、子どもの反応がおもしろい。恐竜のプリントのTシャツを着ていたり、恐竜の人形を持っていたりと、本当に恐竜が大好きな子が来てくれる。怖くて泣き出す子も多い」と中井さん。「泣いていても、喜んでいても、保護者はわが子の反応を楽しんでいるようです。楽しい思い出の家族写真が撮れます」と目を細める。
おすすめのビューポイントは「芝生ひろばの北側から見る風景。ルーセントタワーなど名駅かいわいの高層ビルと築110年の園内の赤レンガの建物を背景にほえる恐竜たちは、他では見ることができない」とも。「午前中のほうが混みあう傾向があり、ゆっくり見たい方は午後のほうがおすすめ。暑さも和らぐ夕方にご来場いただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~18時。月曜休園。入園無料。9月7日まで。