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名古屋で映画「劇場版 媚空」舞台あいさつ 秋元才加さんら来名

劇中の衣装を着た秋元才加さん(右)と雨宮慶太監督(左)が来名

劇中の衣装を着た秋元才加さん(右)と雨宮慶太監督(左)が来名

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 名駅南の映画館「109シネマズ名古屋」(名古屋市中村区平池町4)で11月14日、映画「劇場版 媚空(びくう)」の初日舞台あいさつが行われ、主演の秋元才加さん、雨宮慶太総監督が登壇した。

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 闇に潜む魔物・ホラーと魔戒(まかい)騎士の戦いを描く特撮ヒーローアクション「牙狼(がろ)」シリーズの10周年記念作となる同映画。テレビドラマ「牙狼〈GARO〉-魔戒の花」の登場キャラクター媚空を主人公に、闇の世界に堕(お)ちた魔戒法師とそれを追う闇斬師(やみぎりし)の戦いを描いたサスペンスアクション。

 闇斬師・媚空(秋元さん)は若き法師・代知(須賀健太さん)から「魔戒法師ウサミが闇に堕ちているかを確かめよ」という元老院からの指令を受け取る。闇斬師になりたいと懇願する代知を伴い、媚空はウサミを追跡し、「入心の術」を用い彼の精神世界に突入する。

 映画の上映終了後、音楽とともに2人が登場。劇中の衣装を着て登壇した秋元さんは「公開初日を迎え、皆さんの顔が見られることがうれしい」とあいさつ。雨宮監督が「雨の中、お越しいただき、ありがとうございます。皆さん、今日はどうでしたか」と客席を見渡すと、詰めかけた観客から大きな拍手が送られた。

 「10周年記念作品の主演は光栄」と秋元さん。「テレビシリーズの撮影が終わってすぐ、今回の話を伝えられた。それほど登場回数の多い役ではなかったので、主役で映画を作っていただけると聞いて驚いた。チャンスが次につながった喜びがあり、シリーズの中では新参者なのでファンの方に愛されるキャラクターにできるかという不安もあった」と振り返る。

 雨宮監督は「テレビシリーズでは媚空の格好良さと強さは出せたが、優しさが出し切れなかったので、もう少し彼女のストーリーを撮りたいと思っていた。映画ではそれが撮れたので奥行きを出すことができたし、血肉が通ったキャラクターになった」と劇場版制作の理由を明かす。

 迫力のアクションシーンは見どころの一つ。秋元さんは「身体を動かすのがもともと好きなので、つらいと思ったことは無かった。女性らしいしなやかなアクションだけではなく、男性もしびれるような格好良いものにしたかった。静と動を意識した重さのあるアクションを目指した」と話す。

 その後、共演の須賀さんがスクリーンに登場。「媚空という圧倒的な存在がいるので、彼女に対して純粋なキャラクターでいることを大切に演じた。現場ではグリーンマットの上で撮影したので、出来上がった映像を見て出演している僕も驚いている。幅広い年代の方に楽しんでいただける作品。いろんな方を誘って何度も見ていただけたら」と映像でメッセージを送った。

 最後に雨宮監督は「シリーズ10周年は今年の10月から来年の10月まで。名古屋はなじみの場所なので、また違う作品も持って来ることができたら」と笑顔。秋元さんは「10年愛されている人気シリーズ。今までのファンはもちろん、新しいファンを一人でも多く引き込めるような、新しい風を吹き込む作品になればいいと思っている。ぜひ劇場に足を運んでいただけたら」と多くの来館を呼び掛けた。

 109シネマズ名古屋ほかで全国ロードショー。

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