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名古屋で「やっとかめ文化祭」開幕 KITTE名古屋など名駅会場増える

KITTE名古屋1階アトリウムで開かれる「街茶 MACHI-CHA」(イメージ図)

KITTE名古屋1階アトリウムで開かれる「街茶 MACHI-CHA」(イメージ図)

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 名古屋の街中(まちじゅう)を会場に行う、「芸どころ・旅どころ・なごや」の祭典「やっとかめ文化祭」が10月29日、開幕する。

狂言のストリートライブ「辻狂言」

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 今年で4回目の同イベント。今年は、昨年オープンしたKITTE名古屋(名古屋市名駅1)、愛知大学名古屋キャンパス(平池町4)など、名古屋駅かいわいの会場も増えた。

 KITTE名古屋1階アトリウムでは11月3日、「街茶 MACHI-CHA」を展開する。金のシャチホコをイメージした高さ8.88メートルの彫刻作品を背景に、モダンな茶室を開設。「都心の真ん中で開く、ひと時の自由な茶会」をコンセプトに、畳敷き席とテーブル席を用意し、しつらえの違いや、主菓子、干菓子など異なる環境で2種類の茶を振る舞う。利用料金は1,500円(1人で茶席2席セット、200人限定)。チケットは事前購入が必要。開催時間は11時~17時(受付終了は16時30分)。

 「109シネマズ名古屋」で10月30日、「ストリート歌舞伎(かぶき)」の企画・原案を担当した「逆説の日本史」で知られる作家の井沢元彦さん、脚本・演出の日本舞踊西川流四世家元の西川千雅(かずまさ)さん、名古屋おもてなし武将隊の前田慶次さんが登場し、トークイベントを開く。開催時間は13時30分~15時。参加料は500円。チケットの事前購入が必要。ストリート歌舞伎は、愛知大学名古屋キャンパス(11月6日)、KITTE名古屋1階アトリウム(11月12日)など4カ所で披露する。演目は「悪七兵衛景清」。観覧無料。

 和泉流狂言は名古屋発祥。「日本一古い喜劇」という狂言をまちなかで行うストリートライブ「辻狂言」は全9公演で、ナナちゃんストリート(10月31日)、円頓寺商店街内「カブキカフェ ナゴヤ座」付近(11月5日)、KITTE名古屋1階アトリウム(11月12日)などで開催。公演後は狂言師と一緒にセリフの一節やしぐさをプチ体験できる企画も行う。

 そのほか、老舗料亭で料理と伝統芸能を楽しめる「お座敷ライブ」、大須演芸場や名古屋能楽堂などを会場に能楽、大衆芸能など舞台公演を楽しめる「芸どころ名古屋舞台」、ガイドが案内する歴史、文化、珍スポットなどをめぐるミニツアー「まち歩きなごや」(全47コース)、学びや体験などができる「まちなか寺子屋」(全29講座)など、さまざまなプログラムを展開する。

 11月20日まで。

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