名古屋の下町情報誌「ポゥ」が誌面リニューアル

縁側妄想会議編集室のカワカタさん(左)、飯田さん(中)、久路里さん(右)。「月のののうさ」店内で「ポゥ」を手に

縁側妄想会議編集室のカワカタさん(左)、飯田さん(中)、久路里さん(右)。「月のののうさ」店内で「ポゥ」を手に

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 円頓寺や四間道界隈の情報誌「ポゥ」が誌面の一部をリニューアルし11月10日、「2006年秋冬号」を発行した。

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 発行は、四間道地区のアンティーク、雑貨・リメークショップ「月のののうさ」オーナーのカワカタミカコさん、円頓寺商店街内「はきもの 野田仙」でオリジナル下駄ブランド「野田仙 久路里」を展開するグラフィックデザイナー久路里まりさん、円頓寺本町商店街内「飯田洋服店」の飯田幸恵さんら女性3人による縁側妄想会議編集室(名古屋市西区那古野2)が手がける。

 同誌は、友人であるカワカタさんと久路里さんが「商店街のマップを作りたい」「下町の話題中心の無料情報誌があったら面白い」と考え昨年8月ごろから企画、編集長に飯田さんを迎えカワカタさんがマップイラストを、久路里さんが編集・レイアウトデザインを担当し昨年11月に創刊した。今回で3号目。A5版24ページ年2回発行で、発行部数は3万部。無料の情報誌のため、広告収益で運営する。

 内容は、「堀川物語」「ご近所豆知識」「風情のススメ」など円頓寺界隈の店や文化についてのコラム、イベント、名古屋で活躍する人や団体などを特集したページのほか、3号からは円頓寺商店街出身のマウスアートイラストレーター、jbstyleさんの連載「『粋』ダネ!!」も開始、イラストや写真を増やして誌面をより見やすくし、内容を充実させたという。

 編集長の飯田さんは、「名古屋駅の近くに昔ながらの文化が残る地区があることを、もっと多くの人に知ってほしいと思い『ポゥ』を創刊した。情報誌を通じ地元を盛り上げ、海外の方にも観光に来てもらえる場所になったら嬉しい」と話している。

 同誌は、円頓寺商店街や四間道地区の店舗をはじめ、ホテル「東横イン」など約100カ所で入手可能。

月のののうさ野田仙 久路里

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