納屋橋地区を流れる「堀川」沿いに4月、創作料理店「隠れ家Dining 堀川小町」（名古屋市中村区名駅南2、TEL 052-571-4141）がオープンした。

　同店の場所は以前洋食レストランだったが、レストランでシェフを務めていた佐藤さんが、「掘川を眺めながら食事ができる創作料理店を出したい」との思いから店舗を譲り受け独立し、同店オープンが実現した。店名の「堀川小町」は、「堀川沿いの小さな町をイメージ」（オーナーシェフ佐藤さん）して命名したという。

　店舗面積は25坪。席数は30席。店内は、掘りごたつ席や畳の座敷など、ゆったりとした座席や照明の明るさにもこだわり「和みと安らぎの空間」を演出。特に、川に面した席は全面ガラス窓になっており、夜はライトアップされた堀川からの夜景などを眺めながら食事を楽しめるのが特徴。佐藤さんは「堀川を一望できるよう、ガラス窓には特にこだわった。来店客からも『落ち着いた気分で食事ができる』と好評」と話している。主要ターゲットは、20代～30代の女性だが、名駅のオフィス街からも近い場所にあるため、ランチ時は、男性ビジネスマンも多く利用するという。

　フードメニューは、「柳橋中央市場」で仕入れた鮮魚を使用した「新鮮！刺身三種盛」（1,380円～）、赤ワインとわさびで味付けをした「牛フィレ肉のロースト　わさびと赤ワインのソース」（1,200円）など、約40種類。ドリンクメニューは、焼酎、日本酒、ワイン、ソフトドリンクなど約40種類。ほかに、接待やグループ客に向けた「創作会席コース」（2,940円～）や、女性客向けに一日5個限定の「自家製クリームブリュレ」（350円）なども提供しており、夏季に向けてアイスクリームなどデザートメニューも充実する予定。想定客単価は、昼＝約900円～1,000円、夜＝約3,200円。

　営業時間は、昼＝11時30分～14時、夜＝17時～23時。月曜定休。