納屋橋地区に流れる堀川沿いの創作料理店「隠れ家Dining 堀川小町」(名古屋市中村区名駅南2、TEL052-571-4141)は10月1日から、20種類の個性的な鍋料理を期間限定で提供している。
同店は「堀川沿いの小さな町をイメージ」(オーナーシェフの佐藤さん)した内装で、川に面した席は一面ガラス窓が張られ、夜にはライトアップされた幻想的な堀川の景色が楽しめる飲食店。店舗面積は25坪。掘りごたつ席や畳の座敷席など30席を用意する。
同店では、3月までの期間限定で鍋料理を用意している。メニューは、もつメーン(5種)、三元豚メーン(6種)、鶏肉メーン(9種)の全20種。佐藤さんの「おすすめ」は、鶏肉、アスパラ、ブロッコリー、じゃがいも、きのこ、豆腐、白菜にトマトとチーズを加えた「トマトチーズ鶏鍋」(1人前=1,450円)と、鍋料理にイチゴとチーズを加えた珍しい「いちごチーズ鍋」(1人前=1,450円)という。鍋のサイズは2人前で直径27センチ。どれもボリュームがあるのが特徴だという。
鍋料理のメニュー展開について、佐藤さんは「鍋料理は定番ものが多い中、お客さんにもっとたくさんの選択肢から好きなメニューを選んでいただきたかった。この店でしか味わえない味を用意して限定感も出せるよう、できるだけ種類を豊富にした」と話す。
通常メニューは約100種類で、特に人気なのは30種類用意する串揚げの「ちくわ納豆」(160円)や「アボカド鉄火巻き」(280円)という。中でも「おくらのとろろかけ」(160円)は女性客からの注文が多いという。
デザートは、洋ナシ・パイナップル味の「お手製シャーベット」(350円)と、バニラ・ブランデー・イチゴ・黒ごま・カシス・チョコ味の「お手製アイスクリーム」(380円)など7種。手作りにこだわったのは「甘いものが好きだからという理由だけでなく、洋食シェフの経験を生かしたかったから」と佐藤さん。ドリンクは約90種を用意し、92種類の野菜で作った焼酎「元気玉」(600円)など個性的なものを取りそろえる。
ランチメニューは、スープとサラダが付いた「牛すじカレー」(600円)、チキン南蛮・サラダ・揚げ物・小鉢・香の物・スープ・ライス・デザートがセットになった「チキントマト南蛮弁当」(850円)など5種類を提供。
ランチライムは立地条件からビジネスマンの利用が多いが、ディナータイムはほとんど予約で埋まり20~30代女性客の利用が多いという。
営業時間は、ランチ(火曜~金曜)=11時30分~13時30分、ディナー=17時30分~24時。月曜定休。