ミッドランドスクエアのセレクト店でビンテージ家具フェア-異業種コラボで

エミスフェール・ディレクシオン内の「ビンテージフェア」の様子。全て購入することができる

エミスフェール・ディレクシオン内の「ビンテージフェア」の様子。全て購入することができる

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 ミッドランドスクエア3階の老舗セレクトショップ「HEMISPHERES direction(エミスフェール・ディレクシオン)」(名古屋市中村区名駅4、TEL 052-527-8810)は北欧ビンテージ家具専門店「リカグストア」(東区葵1)とコラボレートし、8月28日から店内の一角を使いビンテージ家具を扱うフェアを始めた。

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 エミスフェール・ディレクシオンを展開する「ヒエイ」の日榮伸一社長と、リカグを運営する白半木材の加藤久朋社長とが知り合いだったことと、「新しいものと古いものの両方に魅力を感じる」という互いの思いが重なったことからコラボが実現。

 上質な印象のトラッドな洋服が並ぶ店内の吹き抜けスペースには、北欧家具約50アイテムを並べる。「名古屋のランドマーク的な存在であるミッドランドスクエアで、かつ高級志向の強いこのエリアでビンテージ家具を売るということ自体珍しいかもしれない」と話すのは加藤さん。リカグストアでは、北欧のリサイクル店などの倉庫に眠っているビンテージ家具などを買い付け、同社の家具職人らが丁寧に修理を施し、再び蘇らせたものを販売している。「インテリアもファッションも感覚的なところは同じ。互いの顧客に喜んでもらえる企画になっているのでは」と期待を込める。

 同スペースでは、「大のビンテージ時計ファン」という日榮さんもビンテージの時計を販売。「時計好きが高じて販売できる資格を取得した」という日榮さん。エミスフェール・ディレクシオン店内でも少しずつ時計コーナーを広げて展開してきたという。会場では、自身のコレクションなどの中から、オメガやロレックスの40年代~60年代のビンテージ時計を選んでオーバーホールし、ベルトを現代のものに付け替えるなどして販売している。

 「古いものには刺激があり、センスのあるものが生き残る」と話す2人。「日本のものを知って、海外のものを知る。古い物が好きだだが新しい物を求めている。そうしたフィルターを通してセレクトされるものは互いの刺激になっている」と日榮さん。

 営業時間は11時~20時。9月13日まで。

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