金網で囲われた八角形のリング「オクタゴン」で戦うケージファイトイベント「DEEP CAGE IMPACT in NAGOYA~公武堂ファイト」が7月11日、Zeep Nagoya(名古屋市中村区平池町4)で開催される。
「DEEP CAGE IMPACT」は、名古屋で事務局を運営する格闘技イベント「DEEP」が昨年、東京で初めて開催したケージファイトイベント。今回のイベントは、主催の総合格闘技とブラジリアン柔術アカデミー「ネックススポーツ」(小牧市)と、武道、格闘技用品を扱う老舗専門店「公武堂」(中区大須3)が「名古屋の格闘技を盛り上げよう」という目的でタッグを組み開催する。
公武堂はプロ、アマ問わず名古屋を中心とした地元選手の活躍の場を提供する目的で店内に試合用のリングを常設し、地元選手を中心とした大会などを開催している。「東京で活動する選手に比べ地元選手は試合に出場する機会は少ない。このイベントが、地元選手のモチベーションアップにつながり、競技者層やファンの拡大につながれば」と公武堂プロモーションスタッフの原田さん。
リングには鍵をかけ、対戦選手とレフェリーのみが上がる。1試合5分を2ラウンドで、当日は15試合が行われる。ケージファイトの魅力は「通常の試合よりも緊張感、緊迫感の高いファイトを見ることができる」(原田さん)。
対戦カードは、メーンイベントだという「坪井淳浩選手(GSB)対LUIZ選手(禅道会)」「井上俊介選手(吉田道場)対増田裕介選手(AACC)」「松下直樹選手(MB3Z)対大杉ジャカレ優也選手(クラブバーバリアン)」など。
また、乳がんに対しての啓蒙活動「ピンクリボン」をイベント内でPR。「愛知県内の検診率はとても低いと聞いている。格闘技とピンクリボン、まったくミートしていないように見えるが、カップル、ファミリーで来場のお客さんも多いほか、また男性ファンにはパートナーのことを考えてもらい、ピンクリボンについて知るきっかけにしてほしい」(同)。
開演は15時~。チケット料金は、VIP=1万2,000円、SRS=9,000円、RS=7,000円、2階席=6,000円、スタンド=5,000円。当日券はそれぞれ500円増し。