名古屋市交通局は2月11日、ICカード「manaca(マナカ)」のサービス開始に合わせオリジナル「マナカグッズ」を発売する。
マナカは乗車券と電子マネーが1枚になったカード。改札機やバス料金箱にタッチするだけで乗車できる仕組みでチャージ(入金)することで繰り返し使えるのが特徴。名古屋市営バス・名古屋市営地下鉄・あおなみ線(名古屋臨海高速鉄道)・ゆとりーとライン(名古屋ガイドウェイバス)・名鉄電車・名鉄バス・豊橋鉄道(渥美線・市内線)で利用できる。
発売するマナカグッズは、ICカード専用パスケース「タッチアンドゴー」(500円)、タッチアンドゴーと結合して使用できる「コードリール」(300円)、「マナカ」のカード券面を縮小したデザインの「マナカピンバッジ」(200円)の3種類。すべて同局オリジナル。
「タッチアンドゴー」は内蔵された電波吸収体がICカードの読み取り精度を向上させ、読取機の誤作動を防止するようになっており、地下鉄路線図とマナカイメージキャラクターデザインの2種類を用意する。
同局担当者は「マナカの認知度を高め、ICカードの普及促進につながれば」と期待を寄せる。
名古屋、金山、栄、伏見、今池など9駅の交通局サービスセンター(定期券うりば)、市営交通資料センター(名古屋市中区丸の内 3)、市電・地下鉄保存館「レトロでんしゃ館」(日進市)、名古屋開府400年公式アンテナショップ「なごみゃ」(名古屋駅新幹線口地下街「エスカ」)で販売する。