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ミッドランドスクエア地下のローソンに「長野県アンテナショップ」

「長野県アンテナショップ名古屋店」前で長野県の阿部守一知事(右)、ローソンの玉塚元一副社長(左)、長野県のキャラクター「アルクマ」「信州なび助」

「長野県アンテナショップ名古屋店」前で長野県の阿部守一知事(右)、ローソンの玉塚元一副社長(左)、長野県のキャラクター「アルクマ」「信州なび助」

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 ミッドランドスクエア地下1階の「ミッドランドステーション バイ ローソン」(名古屋市中村区名駅4)に7月22日、「長野県アンテナショップ名古屋店」がオープンした。

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 ローソン店内の長野県のアンテナショップは昨年4月にオープンした「ナチュラルローソン築地東劇ビル店内」(東京都中央区)に続き2店舗目。キャッチフレーズに「おいしいさんぽ信州」を掲げ、「『散歩がてら』のような気軽な気分で立ち寄り、県品産を購入いただくことで大都市圏に長野県の魅力をアピールしたい」(ローソン)という。

 店内には専用の販売スペースを設け、菓子類、そば、おやき、ジャムなどの食品、ジュースなどの飲料、日本酒、ワイン、ビールなどの酒類、伝統工芸品など約100品目を販売する。売り場には、長野県観光のパンフレットや季刊誌なども設置する。当日の10時のオープンに合わせ、来店者に記念品を配布。長野県の阿部守一知事、ローソンの玉塚元一副社長、長野県のキャラクター「アルクマ」「信州なび助」などが駆け付け、県歌などを歌い盛り上げた。

 「ポンちゃんラーメン カップ」(しょうゆ・みそ、各134円)、北信地方の家庭では定番だという「雪んこそば」(221円)など、「長野ではポピュラーでも、県外ではあまり知られていない地元ならではの商品も並ぶ」と長野県の経営支援課県産品振興係の芹沢さん。一方で、「長野でもメジャーではない商品も並べ、これから人気になってほしい」と期待を込める。

 そのほかの商品は、「かいだ生そば」(380円)、つなぎに納豆菌を使った「おざんざうどん」(368円)、「信州飯田のねぎだれ」(420円)、善光寺の八幡屋礒五郎の「七味唐辛子」(360円)、江戸時代末期に軍隊の保存食とされた「みそパン」(219円)、「紅玉ジャム」(609円)、「リンゴジュース」(130円)、黒ビールテイストのノンアルコールビール「ビターネイチャーリッチ」(331円)など。長野県の郷土食代表「おやき」(野沢菜・しめじ野菜、各168円)は、レンジで温めたものをイートインコーナーで食べることもできる。

 同店オープンに合わせ今月19日に東海・北陸地区で販売を開始した新商品「長野県産りんごとチーズのパン」「リンゴデニッシュパン」(各135円)も販売。ローソン広報の市川さんは「長野出身で懐かしんで来店する方など、今まで当店を使わない方も訪れてくれる。目的を持って訪れるコンビニにしたい」と話す。

 「名古屋の顔である名駅。このミッドランドスクエア自体も名古屋の顔だと思い、ぜひここに出店したいと思っていた。ハイブランドなショップが並ぶこのビルに、長野の商品が売られていることがうれしい。長野に来てもらうきっかけづくりになれば」と芹沢さん。

 営業時間は7時~22時。

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