名駅経済新聞の年間PV(ラインキング)1位に輝いたのは、今年60周年を迎えた「名鉄百貨店本店」の屋上にオープンしたカキ小屋を報じる記事だった。
ランキングは今年1月1日から12月25日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 名鉄百貨店屋上にカキ小屋-殻付きカキの蒸し焼き提供(12/3)
2. 火を使わず加熱するたばこ新製品「アイコス」-名駅に世界初の旗艦店(11/5)
3. 地下街エスカに「スガキヤ」の新業態-ラーメンと新開発の中華一品料理(2/3)
4. 名駅前にビアレストラン-世界のクラフトビール10種超提供(5/14)
5. イチゴ色の「あまおうぴよりん」登場-名駅で限定販売(1/10)
6. 名駅の桜通りカフェにくまモン来店-熊本ご当地食材の限定メニューも(3/20)
7. 名駅の新商業施設に甲羅のビアレストラン-テラス席から高層ビルを見上げ(4/16)
8. 名駅のサウナが満37歳の利用者を無料に-「サウナの日」に合わせ(3/3)
9. 名駅・桜通りカフェに「蛇口からみかんジュース」-愛媛県フェア2014で(2/20)
10. 名駅に初のブルワリー直営ビアレストラン-「味の個性を楽しむ」クラフトビール提供
「名鉄百貨店本店」の屋上は、2008年以降、毎年夏に期間限定ビアガーデンが出店することが人気を集めている。今回初めてカキ小屋が出店する内容は、カキのシーズンと相まって今月初めに掲載した記事にもかかわらず1位に上り詰めた。2位には、たばこ新製品の世界初の旗艦店など、目新しい内容がランクインした。
3位の「スガキヤ」の新業態、5位の「ぴよりん」は、どちらも名古屋ならではの飲食の話題の記事。「ぴよりん」は、ほかに「バレンタインぴよりん」が13位に付けた。4位、10位にはクラフトビールを扱う店舗の出店を報じた記事が、上半期PVランキングに引き続き根強い人気でランクイン。今年の春から出店が増え、本格的にブームが到来した。
8位の「名駅のサウナが満37歳の利用者を無料に」は、名古屋を中心に展開するサウナ店「ウェルビー」のオリジナル企画。「サウナの日」企画のほか、投票率向上を目的に投票証明書提示でサウナ利用をサービスする企画など、ユニークな展開を見せている。
ビルの立て替えなど再開発が進み、街の表情が変わっていく名駅エリア。ユニークな取り組みや活動する人々など、2015年も名古屋の魅力が伝わる話題に注目していきたい。