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名古屋市西区に天然氷使ったかき氷専門店 梅雨明けまでの割引企画も

一番人気の「四代目徳次郎 とちおとめいちご」

一番人気の「四代目徳次郎 とちおとめいちご」

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 那古野に6月23日、かき氷店「氷菓処 にじいろ本店」(名古屋市西区那古野2、TEL 052-446-8739)が期間限定でオープンした。運営は、地域産業活性化事業や飲食事業を手掛ける「ジェイフード」(中区)。

「氷菓処 にじいろ」の外観

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 栃木県日光の天然氷「四代目徳次郎」を使ったかき氷専門の同店。シロップは、香料、着色料、保存料を使わないオリジナルの物を使う。全国の百貨店の夏イベントなどで出店している「氷菓処 にじいろ」初の路面店となる。

 1900年ごろから続くという老舗氷店「氷屋 徳次郎」の3代目が高齢を理由に廃業しようとしたところ、「地元の文化が消えるのを見過ごせない」と山本雄一郎さんが仲間と一緒に継承し、「四代目徳次郎」となった。

 ジェイフードの藤原弘樹社長が「四代目徳次郎」と出会ったことをきっかけに、百貨店で「氷菓処 にじいろ」として展開し始め、今年で6年目になるという。

 一番人気メニューは、「四代目徳次郎 とちおとめいちご」(900円)。京都辻利の抹茶を使う「宇治抹茶」(980円)は、「着色料を使わないので少しくすんだ色をしているが、味わい深い」。つぶつぶした枝豆の食感が特徴の「ずんだ」(880円)など変わり種も用意する。

 今回オープンした「本店」は、「百貨店ではできないことをしたい」という考えで昨年から路面店出店を計画。最初、東京での出店を予定していたが希望する物件に出会えず、いい物件があった名古屋での出店に至った。

 「本店」のみで販売する新メニューも登場。「まるでケーキを食べているかのよう」という「和製もんぶらん」(1,080円)は、1日限定20食。「昨年は国産のクリが不作で数が限られている。今回使っているのは青森県弘前産のクリ」と藤原さん。そのほか、「豆乳きな粉」(880円)、トッピングに店内でひいた「石臼ひきたてきな粉」(50円)など。

 気象庁の東海地方梅雨明け宣言が出るまでの期間、「開店時間に雨が降っている」と店長が判断した場合、「雨季雨季(ウキウキ)プライス」として、100円引きで販売するサービスを行っている(本店のみ)。営業途中で雨が上がった場合も閉店まで行う。

 営業時間は11時~19時。水曜定休。7月14日~9月6日は無休。9月30日まで。

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