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名古屋城で「スター・ウォーズ展」 「武士道」生かして城を会場に

映画製作で実際に使われたダース・ベイダーのコスチューム

映画製作で実際に使われたダース・ベイダーのコスチューム

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 名古屋城(名古屋市中区本丸1)で2月16日、「スター・ウォーズ展 未来へつづく、創造のビジョン。」が始まる。開催に先駆け、2月15日夜にセレモニーと報道向け内覧会が行われた。

セレモニーに登場したSKE48の松井珠理奈さん、須田亜香里さん、古畑奈和さん

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 六本木ヒルズでの開催を皮切りに全国9カ所を巡回した同展。70万人以上の来場数を記録した。城を会場にするのは名古屋のみで日本での巡回展の最終会場になる。

 同映画シリーズの生みの親、ジョージ・ルーカスさんが世界中からえりすぐった約100人のアーティストが、「スター・ウォーズ」からインスピレーションを得て制作したアート作品を展示するほか、アナキン・スカイウォーカー、ダース・ベイダー、パドメ・アミダラ、C-3PO、R2-D2、ヨーダ、ストームトルーパーなど、映画製作で実際に使われたコスチュームや小道具、作品に登場する乗り物のミニチュアモデルなど約150点を展示。登場人物の解説や人物相関図のパネルなども設置。会場内は撮影禁止だが、撮影できる専用のフォトスポットを設ける。

 セレモニーには「レイア姫」風の衣装を身に着けた、名古屋会場公式アンバサダーのSKE48の松井珠理奈さんと、応援ゲストとし「レイ」風の衣装の同グループの須田亜香里さん、「パドメ」風の衣装の古畑奈和さんが登場。事前に展覧会を見たという3人は、「映画ではじっくり見られないものが近くで見ることができ感動した。展覧会を見た上でまた映画見るのも楽しいのでは」(松井さん)、「わかりやすく展示してあり初めてでも、また何度来ても楽しめると思う」(須田さん)、「衣装などにキズが付いているのを見て、撮影で本当に使ったんだとテンションが上がった」(古畑さん)と、コメント。

 「当初は名古屋飛ばしだった」とエピソードを話した中日新聞社名古屋本社事業局長の加藤宏幸さん。名古屋には会場として合う美術館などがなかったため、日本の巡回展は9カ所で終わるところだった。それを聞き付け「もったいない。同作のベースが武士道であることから名古屋城、名古屋市に企画を持ちかけ開催にこぎつけた」という。

 展覧会会場は同城の大天守閣2階の企画展示室。開催は4月9日まで。開催時間は9時~16時30分(入場は閉場の30分前まで)。入場料は、一般=1,800円、小・中学生=700円、以上、(名古屋城の入場料含む)。

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