名古屋ダイヤモンドドルフィンズが7月15日、Bリーグ2018-19シーズンのホームゲームのトータルプロデュースを演出家・映画監督の堤幸彦さんが手掛けることを発表した。
堤さんは名古屋市出身。「名古屋の街を舞台に巻き込み、劇場にする、今までにないエンターテインメント」の提供を期待され、今回の就任となった。
15日には、名古屋城の金シャチ横丁、ささしまライブなどで、同チームの張本天傑選手、笹山貴哉選手らが出演するプロローグムービーを撮影。同ムービーでは、名古屋市民の夢を拓(ひら)く紅い球「FUTURE BALL」が街中を駆け巡り、名古屋をドルフィンズレッドに紡いでいくストーリーが描かれるという。撮影は今後、円頓寺商店街、名古屋駅、名古屋テレビ塔、ドルフィンズアリーナなどで行われる。
堤さんは「この10年近く、週に1、2度は名古屋に戻り、市民映画、大学での授業、テレビ番組制作など、東海地区が面白い形で元気になればと、さまざまな活動をしている。僕はスポーツに無頓着なので今回の依頼には驚いたが、資料や映像を見て、とてもスピーディーで面白いスポーツだと感じた。真剣にスポーツをする姿が一番美しくてかっこいいと、僕自身が目の当たりにしたので、それがストレートに伝わるようにしたい。いろいろなことに取り組み、提案ができたらと思っている」と話す。