日本酒をはしご酒で楽しむイベント「名古屋サケノマス」が8月26日、名駅エリアの複数の飲食店で開催される。
今回で7回目。主に参加店1店舗につき1つの酒蔵がジョイントし、日本酒とそれに合わせた「肴(さかな)」を各500円~で販売するもの。当日は各店舗にジョイントする蔵元が滞在し、参加者と交流する。
参加飲食店は伏見エリアにも拡大し全31店舗。蔵元は愛知を中心に、岐阜、三重、長野、奈良、群馬、岡山、高知、山形など全36蔵。共に過去最多だという。限定酒や特別な料理を提供するタイムセール企画も行う。タイムセールの内容はイベントのSNSなどで告知する。
イベントを企画運営するメンバーの一人で、名古屋市や豊田市などで飲食店を展開するファスタ(豊田市)社長の山下博正さん。「第1回は飲食店9店と9蔵元で始めた小さなイベントだった」と振り返り、「毎年参加していただけるお客さまも増え、初参加の方とも一緒になってはしご酒を楽しんでもらっている。蔵元も1日でたくさんのお客さまと話せる楽しいイベントだと言っていただいている」と話す。
「サケノマスを始めた当時は日本酒のイベントがなかった名古屋だが、徐々にいろいろなイベントも増えて日本酒のおいしさを知ってもらえる機会が増えたのではないかと、いち日本酒ファンの自分もうれしく思っている」とも。
開催時間は13時~21時。参加にはイベントオリジナルのTシャツまたは手拭いを購入し身に着ける必要がある。価格は各1,500円(前売りは1,000円)。参加飲食店などで販売する。