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名駅・柳橋に「発酵」テーマの飲食店 地元クラフトビール会社が新業態

「発酵」テーマの飲食店「醸しメシ かもし酒 糀や」の店舗外観

「発酵」テーマの飲食店「醸しメシ かもし酒 糀や」の店舗外観

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 名駅・柳橋に「発酵」テーマの飲食店「醸(かも)しメシ かもし酒 糀(こうじ)や」(名古屋市中村区名駅4、TEL 052-561-0850)がオープンして1カ月がたった。

店内の様子

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 名駅に醸造所を構えクラフトビールを製造・販売、ビアレストランなどを展開する「ワイマーケット」の新業態となる同店。

 自家製の塩麹、しょうゆ麹、ヨーグルトのほか、みそ、酢、あまざけなどの発酵食品を使った料理を提供する。店長の近藤かおりさんによると「ビールも発酵の力でできるもの。料理でも発酵を表現したい」という考えで出店に至った。

 店舗面積は15坪。席数は、カウンター席10席、テーブル席14席。「オープン前は女性客が多いのではと想定していたが、ビジネスマンを中心に男性も多く、幅広い年齢層の方に利用いただいている」と近藤さん。

 メニューは、自家製アンチョビー・ヨーグルト・とうち(発酵させたマメ)・チーズ・北欧ピクルスの5種類の発酵食品をあえた「発酵五種ポテトサラダ」(580円)をはじめ、塩麹といるし麹に漬け込んだ鶏むね肉の「発酵やきとり」(2本、700円)、季節の鮮魚をしょうゆ麹などと合わせて作る「本日のかもしなめろう」(780円)など。

 このほか、「酒かすとトマトが合いマイルドな味」(近藤さん)という「秋なすの酒かすラタトゥイユ」(500円)、「少し酸味が加わってよく合う」という自家製ヨーグルトをかけた「ヨーグルトみそ串カツ」(600円)、あげのだし汁をしぼらず作った「つゆだくいなりずし いくらのせ」(580円)など。デザートは「甘酒あずきバー」「メープルグラノーラヨーグルトバー」(以上、480円)の2種類のアイスキャンディーを用意する。

 ドリンクメニューは、「ワイマーケット クラフトビール樽生」(700円)、レモン・砂糖・麹を使った自家製シロップと、レモンを3カ月以上漬け込んだ焼酎で作る「酵素レモンサワー」(600円)、あまざけを使ったカクテル、「あまざけみかん」「ヨーグルトあまざけ」「カシス甘酒」(以上、600円)、ビオワインなど。日本酒は、天然の乳酸菌と発酵の力で作る伝統製法「生?(きもと)造り」の酒造りを行う「黒澤酒造」(長野県)の商品をそろえる。「生?特別純米」「生?純米原酒13度」(500円)、「生?純米吟醸2年熟成」(600円)など。価格は全て税抜き。

 ご飯、みそ汁、漬物、総菜3種が付く平日限定の「発酵ランチメニュー」(税込み1,000円、各10食限定、)は、塩麹をパテに練り込んだ「発酵赤身ハンバーグ定食」、塩麹に漬け込んだ豚バラ肉の「豚肉の甘辛たれ焼き定食」、「本日の鮮魚のなめろう定食」を用意する。

 営業時間は、ランチ=平日11時30分~14時、ディナー=17時~23時(土曜は15時~)。日曜・祝日定休。

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