名古屋城近くのホテルナゴヤキャッスル(名古屋市西区樋の口町3、TEL 052-521-2121)で4月13日、発酵食品にまつわるトークと美食を楽しむ「発酵女子会 第5弾」が開催される。
発酵女子会とは、愛知県のバラエティー豊かな発酵食品(豆みそ、たまり、みりん、白だし、守口漬など)の魅力を再認識し、現代に合った料理とともに食べることで、その魅力を次世代に伝えることを趣旨とした会。これまでにフレンチやイタリアン、和食、肉をテーマに、各分野を代表する料理研究家や農学博士による講演とテーマに合わせた食事を提供してきた。主催のルージュ・プロジェクト実行委員会は、「発酵」を通して愛知とボルドーなど海外との食文化交流を目指す団体。2013年に設立。
今回のテーマはチーズ。「身近なようで意外と知らない日本のチーズの現状と実力を伝えたい」と同実行委員会の須田淑恵さん。「第11回ALLJAPANナチュラルチーズコンテスト(2017年開催)」で農林水産大臣賞を女性で初めて受賞したチーズ職人の柴田千代さんによる講演の後は、柴田さんのチーズを日本酒とともに試食する。
提供する料理は、「日本料理 一灯」(碧南市作塚町1)店主の長田勇久さんと同ホテル総料理長の鈴木雅彦さんとのコラボレーションのコース料理。ワインと日本酒を合わせて提供する。「チーズをコース料理に活かしたらどうなるか。和洋二人のシェフのアイデアとセンスが光る、一夜限りの味の競演を、どうぞご期待ください」と話す。
開催時間は16時30分~20時。会費は1万4000円(税込、飲み物、お土産付き)。事前予約のため、申し込みの締め切りは4月10日まで。詳しくはホームページで確認できる。