名古屋駅地区街づくり協議会が12月9日、名古屋駅周辺で清掃活動「年末クリーンキャンペーン」を行った。
2013(平成25)年から毎年12月に行っている同活動。会員企業の社員や名古屋市職員、区役所職員、名古屋駅前の専門学校の学生など約200人が参加した。協議会事務局の佐伯恵さんは「会員企業のほか学生の皆さんにも街づくり活動にご協力いただいている。数年前からは周辺の街づくり団体も参加いただいている」と話す。
参加者たちはこの日、名駅北や桜通、泥江町、錦通など6ルートに分かれ、路上に落ちているゴミを火ばさみなどで拾い集めて歩いた。植栽の中や駐輪ラックの隙間など細かい場所にも目を配る姿が見られた。今年は特に、マスクやタバコの吸い殻、空き缶・ペットボトルなど飛沫が付着するゴミにおいては特に直接触れないように注意した。同キャンペーンでは、中村土木事務所が普段清掃できない中央分離帯も清掃する。
佐伯さんは「ゴミの量は年々減っているが、西柳公園など一部で増えている場所もある。今回のクリーンキャンペーンは、コロナが早く終息するよう願いも込めて行う。皆さんで街をきれいにして年末年始を迎えたい」と話す。