
複合ビル「JPタワー名古屋」で12月23日からのクリスマス期間、医療従事者への感謝の気持ちを込めた5つの図柄が映し出される「JPタワー名古屋 ブラインドイルミネーション」が開催される。
テスト点灯した今年のブラインドイルミネーション「ヒーリングキャット」
「ブラインドイルミネーション」とは、ビル内の照明を使用し、窓のブラインドの羽根を開閉することでビル一面に絵柄を映し出す表現方法のこと。今年で8回目となる同企画でイルミネーションを映し出すのは名駅通り側のビル壁面で、規模は縦約170メートル、横約94メートル。
同施設では例年、主にクリスマス企画として開催するが、今年は「医療従事者への感謝」をテーマとして開催する。同企画担当者によると、「新型コロナウイルス感染者を救おうと日々対応する医療従事者への感謝の気持ちを表現し、名古屋の人々にもこのクリスマス時期に改めて同じ気持ちになってほしいという思い」という。
今回の絵柄は同施設で勤務する就業者から募集した。募集を行ったのは今回が初めて。クリスマスツリーやプレゼントなどクリスマスモチーフのほか、マスク、十字などの絵柄や「THANKS」の文字が使われ、名古屋の街を彩ると同時に、医療従事者への感謝の気持ちを表すメッセージが込められているという。5つの絵柄が2分ごとに切り替わる。
南北のビル外壁には医療従事者への感謝とエールを意味する「ブルーライトアップ」も行う。
点灯時間は19時~24時。今月25日まで。