名駅経済新聞の今年の総合PV(ページビュー)ランキング1位には「名駅のシンボル『ナナちゃん』がいなくなった?来春再登場」が輝いた。約20年間名古屋駅の待ち合わせ場所として親しまれて来た巨大マネキン「ナナちゃん」の一時撤去は、トラックバックの傾向から見て街の人々の間で大きな話題となったにもかかわらず、大手一般紙も取り上げない小さな「街ネタ」の象徴として、アクセスが殺到した結果となった。
ランキングは、今年1月から12月27日までに配信したヘッドラインニュースのページビューを集計したもので、2位には「JR東海が『名古屋セントラル病院』―3大成人病に重点」、 3位には、上半期PVランキングで1位に輝いた「名鉄セブン館に『カフェ・ステーション』オープン」が引き続きランクインした。上位10位のランキングは以下の通り。
1. 名駅のシンボル「ナナちゃん」がいなくなった?来春再登場(10/6)2. JR東海が『名古屋セントラル病院』―3大成人病に重点(5/31)3. 名鉄セブン館に「カフェ・ステーション」オープン(2/28)4. モード学園、名駅に地上36階の複合施設―商業施設も(2/10)5. 名駅地区に新業態のメードカフェ―コンセプトは「邸宅風」(10/24)6. 名駅に「エゴイスト」中根麗子さんプロデュースの新ブランド(3/2)7. 名駅「ミッドランドスクエア」入居企業30社を発表(9/26)8. ひらまつ、ミッドランドスクエアに高級フレンチ―国内1号店(4/11)9. 名駅に中部地区最高層ビル「ミッドランドスクエア」―シネコンも(2/17)10. 駅弁のだるまが名古屋限定「ひつまぶし巻き」を発売(4/10)
ランキングでは、街の小さな話題から2位の「名古屋セントラル病院」、4位の「モード学園」が新たに建設している複合施設など幅広い年代が興味を持つ話題、大きな経済効果を生み社会現象となりつつある「メード」ネタなど、インターネットのヘビーユーザーが検索しやすいキーワードの話題にPVが集まったと思われる。
また6位以下の傾向では「名駅『ミッドランドスクエア』入居企業30社を発表」(7位)、「名駅に中部地区最高層ビル『ミッドランドスクエア』―シネコンも」(9位)など、大手企業のトヨタ自動車などが入居を予定している超高層ビル「ミッドランドスクエア」の話題が3件ランクイン。来年3月のグランドオープンを控え、今後名駅地区のランドマークとなり得る同ビルの話題に、全国からもPVが集まったのが今年の特徴だった。