JR東海が「名古屋セントラル病院」-3大成人病に重点

  • 0

  •  

JR東海(名駅1)は7月18日、太閤3に「名古屋セントラル病院」を開業する。同院は、名古屋鉄道病院を前身とした病院で、平成元年に「JR東海総合病院」と改名したが、昭和27年に建設された建物の老朽化に伴い、救急医療体制の充実と高度先進医療を提供するために建物を新築、移転し、名称を変更して開業するもの。場所は、既存の「JR東海総合病院」(太閤1)の西側。建物は、地上10階地下1階で、敷地面積は13,900平米、病床は全室個室で、一般病室160床、特別病室20床(10階特別病棟)、集中治療室18床の合計198床で、100床以上の病床を持つ病院は東海地区初。診療科は、内科、脳神経外科、婦人科をはじめ全16科で、特に3大成人病(心疾患、脳血管疾患、癌)治療に重点を置いた医療を提供していくという。新規導入する設備は、アジア初となる脳外科手術、脳腫瘍除去に効果的なMRI手術室設備「ブレインスイート」、救急患者をストレッチャーから乗せ換えせずにCT撮影、処置が可能なシームレス救急CT「SMART」のほか、頭部、体幹部の癌治療に有効な定位放射線治療装置「ノバリス」や、人間ドックなどに活用でき、癌の早期発見に効果的な核医学診断機器「PET-CT」など。また、電子カルテシステムを導入し患者の待ち時間を短縮するほか、屋上緑化やコジェネレーションの採用で環境に配慮した設備を提供し、地域医療に貢献する中核病院を目指すという。
JR東海JR東海総合病院

[広告]
  • はてなブックマークに追加

名駅経済新聞VOTE

名古屋城と言えば?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース