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名駅地下街によもだそばの新業態「Cafe よもだ」 カレー使った新メニューやビールも

「よもだ名物!よもだカレー グラパン」は「本格和風インドカレー」を自家製ホワイトソースで閉じ込めたドリアで、骨付きフライドチキンがのる。奥は卵、ジャガイモ、野菜を盛り付けたサラダ

「よもだ名物!よもだカレー グラパン」は「本格和風インドカレー」を自家製ホワイトソースで閉じ込めたドリアで、骨付きフライドチキンがのる。奥は卵、ジャガイモ、野菜を盛り付けたサラダ

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 「よもだそば」の新業態「Cafe よもだ」(名古屋市中村区名駅4、TEL 052-526-8841)が2月14日、「名古屋駅地下街サンロード」にオープンした。

グラパン・サラダ・ドリンクをセットにした「グラパン コンプリート」のテークアウト

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 「よもだそば」は東京・日本橋に本店を構え、現在、銀座、新宿などに出店する、自家製麺の生そばやインドカレー「よもだカレー」が人気の店。

 「Cafe よもだ」の店舗面積は6坪。壁沿いに6人程度が利用できる立ち食い・飲み用のカウンターテーブルを設置する。ゆくゆくは店内中央にスタンディングテーブルを設置予定で12~13人を収容できるようになるという。場所は近鉄パッセの地下出入口近く。

 新業態にカフェを作ったことについて、同社の九十九章之社長は「縁あって入居したこの規模でできることを考えた。カフェはスタンディングで長居せずにさっと利用するイメージを持っていて、立ち食いそばの『よもだそば』との親和性もある。テークアウト商品を扱う店もやってみたかった」と話す。

 よもだそば従業員だった徳岡誠さんを店長に抜てき。フレンチ・イタリアンの経験を持つ徳岡さんがメニュー開発も行い、手作りするという。九十九社長がカフェで提供したかったというホットドッグとサラダに加え、徳岡さんが採用した「グラパン」(カップ状のパンにホワイトソースなどを入れた料理)をフードのメインメニューに据えた。

 グラパンメニューは3種類。「よもだ名物!よもだカレー グラパン」はよもだそば名物の「本格和風インドカレー」のカレーと骨付きフライドチキンを、自家製ホワイトソースで閉じ込めたドリア、「名古屋名物!ナポリタン グラパン」はスクランブルエッグ入りのナポリタンスパゲティにホワイトソースを合わせた、「100%飛騨牛ハッシュドビーフ グラパン」(以上、600円)は飛騨牛ミンチを使い作ったハッシュドビーフにペンネを忍ばせた。

 ホットドッグは4種類。トーストしたパンにソーセージとピザソースをベースに作ったオリジナルソースを合わせる。「プレーンドッグ」「チリドッグ」「よもだカレードッグ」(以上、480円)、「チェダーチーズドッグ」(520円)。サラダはペイザンヌサラダ(フランスで親しまれる田舎風サラダ)で、卵、ジャガイモ、葉物やトマトなどの野菜などを盛り合わせる。総菜やチーズなど入れる具材違いで3種類程度用意する。価格は300円。

 セットメニューは、グラパン・サラダ・ドリンクをセットにした「グラパン コンプリート」(980円)、ホットドッグ・サラダ・ドリンクの「ホットドッグコンプリート」(880円)など。

 同店のレギュラーコーヒー「カフェ よもだ~ノ」(Sサイズ=280円、Mサイズ=320円、Lサイズ=360円)は、エスプレッソを抽出するマシンを使うが蒸らす時間を短くすることで、雑味と苦味を抑え、しっかりと味はあるがすっきりしたコーヒー。ドリンクはカフェラテなどのコーヒーメニューのほか、紅茶、レモネードなども用意する。

 世界のビール(500円~)を中心としたボトルドリンクを約60種類そろえる。価格は全て税別。アルコールメニュー以外はテークアウトできる。

 同店の斜め向かいには、名古屋での2店舗目になる「よもだそば サンロード店」が3月18日にオープン予定。互いにテークアウトした料理を持ち込み可能にする。

 「通勤や通学で多くの人が利用する名古屋駅。朝はコーヒーやサラダを持ち帰りで、ランチにはグラパンやホットドッグを、夜は立ち飲みを楽しんでほしい」と徳岡さん。九十九社長は「よもだそばの天ぷらと世界のビールを合わせたり、カレーなどの食後にコーヒーを楽しんでもらったり、多様に使っていただきたい」と話す。

 営業時間は7時~20時(緊急事態宣言解除後は22時までの予定)。

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