円頓寺商店街の「喫茶、食堂、民宿。なごのや」(名古屋市西区那古野1、TEL 052-551-6800)が販売する同店名物「タマゴサンド」をモチーフにしたグッズ「タマゴサンドコレクション」に、バスボムやアクセサリーなどが加わった。
「タマゴサンドコレクション」のバスボム、せっけん、ピアス、イヤリング、コーデュロイキャップ、手拭い
同商品担当の嶋本紗季里さんによるともともと社員間で「物販をやりたい。おそろいのものやグッズが欲しい」という声が上がっていたという。同商店街で展開するウェブサイト「円頓寺オンライン商店街」の立ち上げと、昨年秋に開催された野外イベントへの出店を機に、本格的にグッズ開発を始め、同野外イベントで発売した。OB・OGを含む複数のスタッフが描いたタマゴサンドのイラストやマークを使い、社内で企画している。
同店の「タマゴサンド」は分厚く焼いた卵焼きとキュウリを挟むタイプ。嶋本さんは「店でタマゴサンドをテーブルに運ぶとお客さまが『おいしそう』『かわいい』と喜んでくれる。自分たちにとっても幸せな瞬間。メニューのタマゴサンドは店舗でしか提供できない。歴史があり親しまれたタマゴサンドがグッズになることで、多くの方に幸せを届けられたら」と話す。
現在、販売しているのは、片腕に6切れ・合計12切れの「タマゴサンド」が描かれたロングTシャツ(4,620円、ベースは白・黄・緑を展開)、「タマゴサンド」の刺しゅうを入れたキャップ(2,750円)、コーデュロイキャップ(3,500円)、写真をデザインした缶バッジ(100円)など。6月に開催された野外イベント出店に合わせ、作家とのコラボ商品で「タマゴサンド」をモチーフにしたラベンダーの香りのバスボム(800円)、せっけん(700円)、ピアス(2,800円)、イヤリング(2,900円)など、ラインアップを増やしアピールも強化した。
若い人のほか、同店がテレビ番組で紹介されたのを見て、「孫にプレゼントしたい」「おそろいで身に付けたい」という年配者が購入することもあったという。「後日、おそろいのキャップで店に見せに来てくれた人もいた」(嶋本さん)というエピソードも。
今後、靴下、ネクタイ、ポーチ、マグカップ、コースター、「タマゴサンド」をイメージしたドリップコーヒーなどを販売予定。「さまざまな形の『タマゴサンド』を表現したい。ベビーグッズや、タマゴサンドの香りがするバスボムも作ってみたい」と笑顔を見せる。
同店のほか、オンラインショップでも販売する。