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名駅に「モンブランホテルラフィネ名古屋駅前」開業へ スタッフ手作りの情報カードも

ホテル利用者向けのフリースペースも備える「モンブランホテルラフィネ名古屋駅前」1階ロビーの様子

ホテル利用者向けのフリースペースも備える「モンブランホテルラフィネ名古屋駅前」1階ロビーの様子

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 「モンブランホテルラフィネ名古屋駅前」(名古屋市中村区名駅3、TEL 052-541-1121)が12月16日、名古屋駅近くにオープンする。

飲食店や名所などホテルスタッフ「お薦め」の情報を記したカード

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 同ホテルは、リニア中央新幹線整備計画の用地買収に伴い2020年8月に閉館した「名古屋駅前モンブランホテル」が、約80メートル東の場所に移転リニューアルし、リブランドしたもの。ロゴも刷新した。

 地上18階建てで、1階=ロビー、レストラン、2階=客室、ワークブース、コインランドリー、自販機、製氷機、3階~18階=客室。全室バス・トイレセパレートタイプ(一部、シャワーブースのみ)。スタンダード=117室、スタンダード(シャワーブース)=32室、ユニバーサルシングル=3室、ダブル=20室、ダブル(シャワーブース)=9室、ツイン=33室、3台のベッドと1台のソファーベッドを設けるトリプル/フォース=8室など、全239室も設ける。

 客室に設置したタブレットで、フロントやほか客室との通話、ホテルインフォメーション、観光情報、1階のレストランの混雑状況、ワークブースなどの利用状況などを確認できる。ベッドフレームは「スランバーランド」、マットレスは「フランスベッド」を使う。ロビーでは宿泊者向けに、入浴剤、洗顔料や化粧水、メーク落とし、男性用スキンケア、マウスウォッシュなどアメニティを提供する。

 ロビーはホテル利用者に向けたフリースペースで、ソファやテーブル、タブレットを設置。壁沿いには、同スタッフ「お薦め」の近隣の飲食店や魅力あるスポットのほか、主要観光スポットなどの情報を写真付きで記したカード約80種類を設置。料理の写真やコメントはホテルスタッフが取材し作成したという。その上に掲げた周辺の大きな地図に、紹介店舗の場所をプロットする。カードの持ち帰りは自由。

 宿泊予約者が自分で行う自動チェックイン機を採用。同ホテル支配人の鍬塚武仁さんは「チェックイン手続き業務が減ったことで生まれる時間を、食事先などで迷っているお客さまに声を掛けるなど、よりお客さまとのコミュニケーションの時間に使えるようにした」と話す。

 1階のレストラン「カフェ スタイル ラフィネ」は、宿泊者限定の朝食終了後はカフェ(10時~19時)として営業する。19時以降は宿泊者限定の座席スペースとして開放する。

 朝食は、和食、洋食をそろえるバイキング形式で提供する。「自慢」の羽釜で炊くごはん、卵かけごはんなどに使う名古屋コーチン卵、きぬあかり食パン、米粉パン、きんぴらごぼうなどの野菜の総菜、魚料理、肉料理、卵料理、豚汁、スープ、カレー、ドリンクなどを用意する。

 カフェタイムを宿泊者は宿泊当日に限り無料で利用できる。宿泊者以外の利用料金は、1時間=380円、延長30分=150円。上限金額は1,400円。席数は69席。オープン時からしばらくはフリードリンクのみの提供を予定する。

 鍬塚さんは「お客さまはもちろん、これまで同様、地域とのつながりを大切にしたい。和の雰囲気を表現した館内でリラックスしていただくほか、インバウンドが復活したら外国の方にはホテルでも和を感じてもらいたい」と呼び掛ける。

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