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夜の名古屋城楽しむイベント開催へ ライブや発酵・醸造コンセプトのフードも

「名古屋城 秋の夜間特別公開 ~景 KEI~」ビジュアル

「名古屋城 秋の夜間特別公開 ~景 KEI~」ビジュアル

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 夜の名古屋城を楽しめるイベント「名古屋城 秋の夜間特別公開 ~景 KEI~」が11月25日、名古屋城(名古屋市中区本丸1)内で始まる。秋の夜間特別公開は3年ぶり。

発酵と醸造がコンセプトの食の空間「時空食堂」のイメージ

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 期間中、普段は入ることができない「名古屋城本丸御殿」を夜間に特別公開。3代将軍徳川家光が京都に向かう途中に名古屋城に宿泊するために増築された建物「上洛(じょうらく)殿」の「上段之間」北側にしつらえられた「菊之廊下」が初公開される。紅白の菊と流水が描かれた金碧(きんぺき)の障壁画が見られるという。このほか、対面所「次之間」の室内に入ることができ、障壁画「風俗図」に描かれた人々の身ぶりや服装など、普段より近くで見ることができるという。

 歴代藩主が公私にわたって過ごした「二之丸御殿」の北側に造られた約3万平方メーロトルの庭園「二之丸庭園」の夜間特別観覧も初開催。クリエーティブレーベル「ペリメトロン」が空間演出を担当する。反射、透過、散乱、屈折、吸収といった光の特性に着目し、「ひかり」と「かげ」が多様に絡み合う空間を演出する。ライトアップは16時~。

 本丸御殿に設ける会場では、アーティストによるライブや食の提供、トークショーなど文化芸術のイベントも行う。中庭の特設ステージではシンガー・ソングライターの優河さん(11月26日、有料、要事前申し込み)、インディーロック・バンド「ROTH BART BARON」(11月27日、同)、声のアーティストで美術家の山崎阿弥さん(12月4日、観覧無料)のライブが行われる。12月8日には小泉今日子さんが朗読する夜の朗読会「満月の夜城朗読会」(同)を開く。有料イベントのチケットはホームページに掲載の専用サイトから購入できる。

 発酵と醸造がコンセプトの食の空間「時空食堂」では、尾張名古屋の食文化に欠かせないみそや白しょうゆ、たまりしょうゆ、みりんなどを使ったオリジナルメニューとアルコールメニューを販売する。フードは素朴なごはんと菓子を提供する西区の食堂「ほしのこ食堂」が、ドリンクは覚王山のバー「姫ヶ池Barやもり」が提供する。11月25日~27日、12月3日・4日・8日に開催する。営業時間は16時30分~20時30分(ラストオーダー、25日は19時30分)。

 期間中の観覧時間は9時~19時30分(閉門は20時)。11月26日~27日、12月3日・4日・8日は20時30分(閉門21時)までに延長される。名古屋城の観覧料は500円。12月8日まで。

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