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名駅西「シネマスコーレ」で映画塾 短編映画製作に挑戦、監督になれるチャンスも

「スコーレ映画塾」塾長の木全純治さん

「スコーレ映画塾」塾長の木全純治さん

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 映画スクール「スコーレ映画塾」が4月、2023年度講座を開講する。運営は名駅西の映画館「シネマスコーレ」(名古屋市中村区椿町8)。

講座で映画を撮影する様子(画像提供:シネマスコーレ)

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 NHK文化センター名古屋教室などでの映画講座を前身に2021年、開講した同スクール。塾長は同映画館代表の木全純治さん。2023年度は、半年から1年かけて映画作りを学ぶコースを4つ設ける。

 コースは、10分前後の短編映画を半年間で2本製作する「映画制作6か月コース」(受講費1期分=3万円)、20分の短編映画をじっくり製作し、映画祭入賞を目指すという「映画制作1年コース」(同=5万8,000円)、映画の基本編集技術を学ぶ「映画編集初級6か月コース」、見る人を魅了する編集テクニックを学べるという「映画編集中級6か月コース」(同=3万5,000円)。入会金は3,000円。

 「映画を作るためには、まず映画を知ることが必要」と木全さん。日本映画の歴史と面白さを全6回にわたって伝えるという「まるごと日本映画を知る講座」(受講費=1万5,000円)も開講する。脚本について深く学びたい人向けに脚本家のいとう菜のはさんによる「脚本マスター2日間講座」(同=1万円)も用意する。映画制作コース受講生向けの無料講座も用意する。

 会場は同映画館2階の「スコーレインディースペース」。撮影は屋外で実施する。

 木全さんは「講座は土曜開講。撮影も土曜・日曜を基本としているため、社会人も働きながら無理なく通える。映画制作1年コースは特に、脚本の書き方から撮影・編集までを丁寧に時間をかけて学べる」と話す。「映画制作コースでは脚本のプレゼンテーションを行い、6か月コースは投票数の多かった2人が、1年コースは1人が、それぞれ監督になれる。2022年度は3人中2人が初心者だった。アイデア次第で、誰でも監督になれるチャンスがあるのが面白いところ」とも。

 映画制作コースで製作した作品は、同映画館の上映イベント「ザ・フィルムズ オブ シックス センス」で公開。今年4月の同イベントでは、2022年度の受講生による作品を上映する。

 受講申し込みは同映画館窓口と公式ホームページで受け付ける。先着順。締め切りは3月27日。

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