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ニッコースタイル名古屋発・英語ウオーキングツアー 四間道・円頓寺を案内

「名古屋弁おみくじ」が特徴的な金刀比羅神社

「名古屋弁おみくじ」が特徴的な金刀比羅神社

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 ホテル「ニッコースタイル名古屋」(名古屋市中村区名駅5)が3月14日、英語ガイドと歩くツアー「Old Town Nagoya Walking Tour + Tea」をスタートさせる。

寺院と神社の違いをイラスト資料で解説

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 インバウンド観光コンサルティング会社「ナノボ」との共同企画による訪日外国人旅行者向けサービス拡充の一環。同ホテル総支配人の西邦之さんは「名古屋は、史跡や古い街並みなどの歴史的スポット、レジャースポット、グルメなどさまざまな魅力がコンパクトに凝縮された場所。国内外の人たちに魅力をもっと知ってもらうのが目的。ツアーを通して、等身大の名古屋を短時間でも体感してもらえたら」と話す。

 ツアーは毎週火曜10時から開催。同ホテルのロビーを出発し、江戸時代の商人町の面影が残る「四間道(しけみち)」と、名古屋で最も古い商店街の一つといわれる「円頓寺商店街」を巡る。ナノボのエリサベス・ヨピスさんと山口レナさんがガイドを務める。

 四間道周辺では、街の成り立ちや建造物の特徴を紹介。浅間神社などに立ち寄りながら、寺院と神社の違いについてクイズ形式で解説する。「日本らしさを感じられる寺社は、外国人が興味を持ちやすい。手水(ちょうず)舎や絵馬、おみくじについても説明する」と山口さん。

 ツアーの中盤には伊勢茶専門店「mirume 深緑茶房」に立ち寄り、急須でお茶をいれる体験も。ヨピスさんは「日本茶の正しいいれ方は、海外ではあまり知られていない。いれ方や温度の差による味の変化を楽しみながら、お茶と一緒に和菓子を味わう体験ができる」と話す。

 円頓寺商店街では、名古屋の喫茶文化を発信する喫茶店、「なごやめし」が食べられる飲食店、老舗の物販店など地元の「名物商店」を紹介。下町の雰囲気を感じてもらいながら歩き、12時に円頓寺交差点付近で解散する。

 ツアー参加は事前予約・事前支払い制。予約はオンラインで受け付ける。参加費は一般=5,200円。同ホテルの宿泊客は200円引き。定員に空きがある場合のみ現金払いでの当日参加も受け付ける(300円を加算)。「日本人で英語や街歩きに興味のある人、通訳案内士を志す人など、外国人に限らず参加可能」だという。

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