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名駅でZINEイベント「イマZINE」 東海圏中心に約140組

「イマZINE」のポスターを手にする「本のさんぽみち」実行委員長の上原敏さん(左)と、「イマZINE」実行委員長の藤城亘さん

「イマZINE」のポスターを手にする「本のさんぽみち」実行委員長の上原敏さん(左)と、「イマZINE」実行委員長の藤城亘さん

 個人や少人数で制作する小規模出版物「ZINE(ジン)」の展示・即売イベント「イマZINE」が8月11日、「ウインクあいち」(名古屋市中村区名駅4)5階「小ホール1・2」で初めて開催される。約140組が出店する予定。

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 同イベントは、2025年10月に円頓寺商店街で開かれた「本のさんぽみち」の企画「ZINEさんぽ」が前身に当たる。出店者から継続開催を望む声が寄せられたことなどを受け、名古屋で作り手と読者が出会える場をつくろうと、実行委員会が単独イベントとして企画した。

 「ZINEさんぽ」で自身のZINEを初めて販売した「イマZINE」実行委員長の藤城亘さんは、作り方をまとめたZINEを手にした親子が「ちょっとZINEを作ってみようか」と話す姿が印象に残ったという。同イベントは、コンセプトに「誰かのZINEが、あなたのImagineへ」を掲げる。藤城さん自身も、ショートショートを収めたZINEを読み、「自分でも書ける」と感じたことが創作のきっかけになった。「誰かの創作が別の人の創作を生み、想像が連鎖する場にしたい」と期待する。

 「イマZINE」実行委員の上原敏さん(凹プレス)は、各地でZINEイベントが増える中、名古屋の作り手を地域の人が応援できる場を目指す。

 当日は、エッセー、小説、写真集など、作り手の「好き」や伝えたいことを形にしたZINEが並ぶ。出店者の7、8割は東海圏から参加する。来場者は気になる作品を手に取り、作り手と直接話せる。会場で音楽を流し、出店者の自己PR文を読み上げるなど、「祭りのような雰囲気」を演出するという。

 13時~14時には、参加者が文章を書き継いで物語を完成させるリレー小説企画「じゃれ本」を行う。全員でタイトルを決め、1人約100字を書いたノートを次へ回す。進行役を務める藤城さんは「前の人のイメージを受け取り、自分のイメージを次の人へ渡す。小説を書いたことがない人が、書いてみるきっかけにしたい」と語る。

 運営にはボランティアも参加し、会場設営や案内などを担う。実行委員会は、ボランティアが今後は出店者になるなど、関わる人が立場を変えながら参加する循環を目指す。

 上原さんは「『ZINEってそもそも何やねん』という人にも確かめに来てほしい。普段は書店で触れられない、身近な人の『語り』に出合える」と来場を呼びかける。

 開催時間は11時~16時(最終入場15時30分)。入場無料。

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