観光情報発信拠点「Tourist Information THE GATE~まちの逸品と地酒・旅の案内所~」が9月11日、名鉄名古屋駅前の土産店「名鉄商店」(名古屋市中村区名駅1)内特設スペースに期間限定オープンした。
「名古屋ちょうちん」で演出した「Tourist Information THE GATE」会場の様子
同拠点開設の契機はアジア競技大会・アジアパラ競技大会の開催。大会の観客や選手、メディアなど国内外からの来訪者に向け、通訳ガイドらによるガイドツアーの相談・予約の受け付け、工芸品の展示・販売、地酒の無料試飲・販売などを行い、名古屋滞在中に愛知・名古屋をはじめ周辺エリアの情報や文化に触れてもらうことを狙う。
拠点を開設した愛知県観光協会の河野誠さんは「名古屋にはさまざまなコンテンツや文化があり、中部エリアにも魅力的な場所があるが、訪日外国人になかなか届いていない現状がある。情報を集約して発信する拠点を作った。日本人旅行客や地元の人にも、改めて地域の魅力を知ってほしい」と話す。
ツアーコーナーでは、同拠点の企画・運営を手がける旅行会社「ツーリズムデザイナーズ」(西区)が展開する「Discover Nagoya Tours」の150以上のオリジナルツアーをはじめ、ほか事業者のツアーコンテンツも紹介。相談と予約をその場で受け付ける。
地酒コーナーでは、愛知を中心とした東海エリアの地酒約8種類をそろえる。ツーリズムデザイナーズの加藤さんによると、愛知の発酵文化を伝えることを目的に、地酒は外国人にも人気が高いことから設置したという。
工芸コーナーでは、瀬戸焼と常滑焼の酒器や食器などを展示・販売。常滑焼の急須や盆栽鉢、かめも並べ、地域に根付く職人の技を紹介する。加藤さんは「日本六古窯のうち、瀬戸焼と常滑焼の2つが愛知県にあることを伝えたい」と話す。三方に用いられる伝統的な曲げ技術を生かし、今回の企画のために開発した木製の酒器も取り扱う。
「名古屋をハブにして、さまざまな地域へ行ける便利さも知ってほしい」と河野さん。加藤さんは「地酒を味わったり、工芸品に触れたり、実際にツアーに参加したりして、地域の魅力を体感してほしい」と話す。
営業時間は11時~19時。11月3日まで。