アニメの名作を上映するイベント「どまんなかアニメ映画祭:new era2」が10月2日から、名駅の「ミッドランドスクエア シネマ」(名古屋市中村区名駅4)で開催される。
同映画館で毎年5月に開催する1980年代のアニメを上映するイベント「どまんなかアニメ映画祭」から生まれたスピンオフ企画の第2弾。2000年から2020年ごろの範囲から、7作品を上映する。各上映の前後には、声優、アニメーター、プロデューサーなど作品ゆかりのゲストが登壇し、トークを行う。
総合プロデューサーの近藤良英さんは「80年代に比べ、平成は製作されるアニメの本数が増えて、世界中にファンが広がっていった時期。CGなどの技術がどんどん取り入れられ、すごいスピードで進化して、年代ごとにがらりと変わっていく。作品の選び方によって、まったく違ったアニメの豊かな魅力を楽しめる」と話す。
ラインアップは次の通り。「009 RE:CYBORG(2D版)」「東のエデン 劇場版I The King of Eden」「東のエデン 劇場版II Paradise Lost」「虐殺器官」「劇場版 xxxHOLiC 真夏ノ夜ノ夢」「新劇場版 頭文字(イニシャル)D Legend1-覚醒-」「劇場版 マクロスΔ(デルタ) 激情のワルキューレ」。
近藤さんは「今回は、アニメビジネスや作品に造詣の深いかわかみゆりかさんにプログラムディレクターとして参加してもらった。平成アニメで育った世代の視点や感覚を積極的に取り入れることで、新鮮な面白いプログラムを組むことができた。5月の本祭は男性の観客が多かったが、今回はさらに多様なアニメファンに届きそう」と話す。
3日、4日は、ゲストを招いてのトークイベント付き上映も行う。登壇ゲストは、3日=「東のエデン 劇場版I The King of Eden」神山健治さん、三崎智子さん、4日=「虐殺器官」塩澤快浩さん、藤津亮太さん、「劇場版 xxxHOLiC 真夏ノ夜ノ夢」水島努さん、大原さやかさん、小林治さん、「新劇場版 頭文字D Legend1-覚醒-」関島眞頼さん、石井誠さん、「劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ」河森正治さん、藤津亮太さん。
3日には、特別企画としてプロデューサー、音響監督、俳優を招いてのトークイベント「平成アニメを語りつくす会Ep.1」を開催する。ゲストは、植田益朗さん、諏訪道彦さん、長崎行男さん、松井玲奈さん。司会は石井誠さん。
3日は、アニプレックス元社長の植田益朗さんが、プロデュースを担当したアニメ作品を上映しながら生解説を行う「植田アニメ映画祭」第3弾も同時開催。今回は、ゲストに諏訪道彦さん、ゆきのさつきさんを招き、「映画 犬夜叉(いぬやしゃ) 鏡の中の夢幻城」のコメンタリー上映を行う。
近藤さんは「1980年代の名作を次の世代へ伝える5月の『どまんなかアニメ映画祭』本祭と、平成以降の作品の魅力を新たな視点から見つめ直す10月の『new era』、プロデューサー自身の言葉とともに作品を楽しむ『植田アニメ映画祭』。それぞれの異なる特色を生かし、映画館の大きなスクリーンでアニメを見る楽しさと、作った人々の言葉や記憶を伝えたい。名古屋の映画館が主催する地域に根を張ったアニメ文化の発信の場として育てていきたい」と意気込む。
料金は、1作品2,000円。「東のエデン劇場版」は2本立て2,800円。トークイベント付き特別上映は3,800円~5,000円。植田アニメ映画祭は3,800円。10月8日まで。