ノンアルコールカクテル「Happiness Rainbow Cocktail（ハピネスレインボーカクテル）」の販売が6月1日、ささしまライブの「ストリングスホテル 名古屋」（名古屋市中村区平池町4）で始まった。

「STRINGS花マルシェ～Happiness Rainbow～」では愛知県産の季節の切り花を販売する

　同ホテルを運営する「ベストブライダル」（東京都港区）では、2020年からユニバーサルデザインのコンサルティング事業を展開する「ミライロ」（大阪府大阪市）と共同で「Happinessプロジェクト」を展開。障害のある人、LGBTQ＋当事者、高齢者、外国客など、多種多様な「顧客の視点」に立ってサービス内容を見つめ直すことに取り組み、顧客満足度の向上を目指している。

　同ホテルがLGBTQ＋啓発活動期間「プライドマンス」にちなむ商品を販売するのは初。ライチシロップとトニックウオーターを組み合わせ、赤やオレンジ、紫、緑、青などに発光するアイスキューブを用いてLGBTQ＋の象徴であるレインボーカラーを表現する。広報担当者の岩田幸さんは「昼も夜も、時間を問わず楽しんでもらえるような仕上がりを目指した。カクテルがLGBTQ＋に対する理解を広げ、性の多様性を考えるきっかけとなれば」と話す。

　価格は870円（サービス料別途）。提供時間は11時～21時30分。30日まで。同商品付きのアフタヌーンティー（平日＝5,000円、土曜・日曜・祝日＝5,435円、同）も用意する。

　14日・21日には、「STRINGS花マルシェ～Happiness Rainbow～」を開催。地産地消を加味し、専属フローリストが選んだ愛知県産のバラ、ガーベラ、トルコキキョウなど「虹のように色とりどりの切り花」（岩井さん）を、同ホテル1階エントランスで販売する。販売時間は13時～18時。