名駅経済新聞の2023年上半期PV（ページビュー）ランキング1位は、ジェイアール名古屋タカシマヤのチョコレートのイベント「アムール・デュ・ショコラ」を報じた記事だった。

2位は名駅の地下街「エスカ」にオープンした「ドラゴンズストア」

　ランキングは、今年1月1日から6月30日までの半年間に配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。10位までのランキングは以下の通り（カッコ内は掲載日）。

1. 名古屋タカシマヤでバレンタイン催事「アムール・デュ・ショコラ」　150ブランド集結（1/19）

2. 名駅の地下街「エスカ」に「ドラゴンズストア」　69種類の「祝いくじ」販売も（5/2）

3. 「ぴよりん」が型抜きバウムクーヘンに　名古屋駅のキヨスクで先行販売へ（3/29）

4. 名駅・名鉄百貨店で52店集う「パン＆スイーツまつり」初開催　24店が実演販売（5/10）

5. 名古屋城で「春まつり」　醸造や屋台グルメ、花見セット、あそびなど展開（3/20）

6. 名古屋駅西で猫グッズを集めたフェア　猫関連書籍の販売、来場者参加型展示も（2/22）
7. 名駅で家康に扮したスイーツ「徳川ぴよ康」「どうするシャチボン」販売へ（1/10）

8. 円頓寺商店街に「茶室」開店へ　日本文化の裾野を広げる新たな拠点に（2/8）

9. 名古屋駅前の近鉄パッセに「キラキラドンキ」　Z世代に向けた商品・店舗演出（6/2）

10. 名古屋タカシマヤのラグジュアリーゾーン改装　4ブランドを報道向けに披露（4/29）

　1位のバレンタイン催事「アムール・デュ・ショコラ」は、今年で23回目の名古屋タカシマヤの人気イベント。オープニングセレモニーは「トシ・ヨロイヅカ」の鎧塚俊彦シェフをはじめたとした国内外のシェフが飾る。同イベント限定の有名シェフの商品も多く、会期中は全国からチョコレートファンが集まる。コロナ禍で入場制限を行いながら営業した昨年は24億円を売り上げた。

　2位の「ドラゴンズストア」は、名駅エリアに初出店した中日ドラゴンズ公式グッズショップオープンの記事。このほか、名駅のアパレル店にドラゴンズコラボアイテム販売記念で「ドアラ」が来店した記事が15位になった。

　1位、4位、5位、6位はイベント開催を報じた記事で、コロナ禍における外出自粛の意識が薄らぎ、イベント参加など人の動きが戻ってきたことがうかがえる。

　3位と7位は、名古屋生まれのスイーツの記事。「ぴよりん」の姿をデザインした型抜きバウムクーヘンと、同スイーツと同じ会社が製造・販売を手がけ、「ぴよりん」の「先輩」とされるしゃち型シュークリーム「シャチボン」が大河ドラマ「どうする家康」を盛り上げる目的で期間限定販売されたことを伝える記事だった。

　今年、3月末で50年間の営業の歴史に幕を下ろした「名鉄レジャック」関連の記事は11位と16位だった。

　引き続き、名古屋駅かいわいのまちネタをいち早く届けていきたい。