劇団四季のミュージカル「キャッツ」と名古屋マリオットアソシアホテル(名古屋市中村区名駅1)がコラボしたデザートの提供が7月1日、同ホテル15階のロビーラウンジ「シーナリー」で始まった。
「キャッツ」は、「都会のごみ捨て場」を舞台に、年に1度だけ開かれる舞踏会に集まってくる24匹の猫たちの生きざまを描く物語。同作の日本上演40周年を記念したコラボメニューは、夜空をイメージした「真っ黒」な皿に、キャッツに関連するモチーフを表現したスイーツを盛り付ける。
マーブル状に練り上げたマンゴーとオレンジの2種類のソルベで作る「ジェリクルムーン」は、ミュージカルのシーンによって変化する月の輝きや色合いを表現。月に照らされて踊る姿をイメージしたという「ジェリクルキャッツ」には、バニラムースを包んだ表面が艶やかなチョコレートムースに、チョコレートでできた「キャッツ」の耳を付け、劇中の演出で使われる「しっぽ」をかたどった細長いチョコレートを添える。ムースをのせるグラスデザートは、ハイビスカスやローズヒップと、シャンパンを使う2層のジュレで、フリーズドライしたイチゴと紅茶のシュトロイゼルを食感のアクセントとして加える。猫の足形のフィナンシェと、シュガーアートで作る猫の足跡で「華麗なステップ」を表現する。
同ホテル広報担当の谷口百子さんは「観劇とともに『キャッツ』の世界観を感じてもらうのはもちろん、ソルベやジュレなど夏らしいホテルメードのデザートを楽しんでほしい」と話す。
価格は2,700円(ドリンクセットは3,000円)。提供時間は11時~19時。8月31日まで。