ミラノの老舗カフェが名古屋初出店―国内2店舗目

「コヴァ ミッドランドスクエア」店舗外観

「コヴァ ミッドランドスクエア」店舗外観

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 ミラノの老舗カフェ「コヴァ」を運営するコヴァ・ジャパン(東京都千代田区)は3月6日、ミッドランドスクエア商業棟2階にカフェ「コヴァ ミッドランドスクエア」(名古屋市中村区名駅4、TEL 052-527-8828)をオ―プンする。

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 「コヴァ」は、1817年イタリアのミラノでアントニオ・コヴァ氏が創業した製菓店。スカラ座近くの店舗は、著名なアーティスト、文豪、音楽家、スカラ座のオペラ観劇後の客などで賑わっていたが1943年、第2次世界大戦中に砲弾を受けスカラ座とともに破壊、その後再建され1950年にはミラノのモンテナポレオーネ8番地に移転した。現在も創業当時のレシピを忠実に守り、職人が最高級の素材を用いケーキやチョコレート、キャンディーなどを手づくりしている。1993年には香港にも出店し、日本では2005年、東京都千代田区有楽町に1号店が誕生、同店は国内で2店舗目となる。

 店舗面積は約35坪。席数はテラス席33席、VIP席14席などを含む約55席で、スタンディングカウンターも設置。店内の椅子やテーブルなどは全てミラノの本店と同じイタリア製のもので、ダークブラウンやゴールド、紺色を基調とした店内の各所には生花をあしらい、「高貴で華やかな空間」を演出している。また店内奥には厨房を併設しており、提供するケーキやデザートなどは全て専属の職人がその場で手づくりしているのが特徴。ターゲットは30代以上の女性。

 ドリンクメニューは、「エスプレッソ」(スタンディング=300円、テーブル=600円)、「カプチーノ」(スタンディング=500円、テーブル=850円)、「ホットチョコレート」(スタンディング=800円、テーブル=1,100円)ほか。ドルチェは、「サケル(ザッハトルテ)」(カット=700円、ホール=2,800円)、「ピスターキフラゴリーネ」(カット=700円、ホール=3,000円)などのほか、イタリアから直輸入したエスプレッソを注入した同店オリジナルケーキも提供予定。想定客単価は、約1,500円。

 同店オープンを記念して同ブランドの定番人気チョコレート「ジャンドゥイア」と、くまのぬいぐるみ「コヴァベア」のリボンに「ミッドランドスクエア」のオリジナルロゴをあしらった限定セット(茶、紺、ワイン3種、ジャンドゥイア4個付き=4,200円)も販売する。営業時間は11時~20時(ラストオーダーは19時30分)。

COVA

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