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那古野エリアで高知食材使うグルメイベント 56店舗がオリジナルメニュー

「エリアジャック高知@なごの」で提供する高知食材を使う料理のイメージ(写真提供=ナゴノダナバンク)

「エリアジャック高知@なごの」で提供する高知食材を使う料理のイメージ(写真提供=ナゴノダナバンク)

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 高知食材を使うグルメを楽しめるイベント「エリアジャック高知@なごの」が2月1日、那古野エリア(名古屋市西区那古野)の飲食店で始まった。主催は高知県。

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 今年で6回目。参加飲食店が高知の食材を使った限定メニューを開発し、期間内に提供する。開発に当たって参加店のシェフが高知県に赴き、市場や工場、栽培地などを視察する。今回は酒蔵を中心に視察したという。

 参加店は円頓寺商店街、円頓寺本町商店街、四間道などがある同エリアに構える50店舗のほか、同エリア外の6店舗。新規参加は15店舗。

 食材は「四万十ポーク」「はちきん地鶏」、カツオのたたき、県産野菜、ユズやブンタンなどのかんきつ類など。地酒は10店舗以上で扱う。同イベントの企画・運営を担当する「ナゴノダナバンク」の藤田まやさんは「高知のイチゴ、イノシシの肉、鯨肉など、同イベントとしては初めて扱う食材もある」と話す。

 「よしの寿司(すし)」はすしや煮こごりなどさまざまなウツボ料理、「cafe maru」は同店人気のシュークリームに高知県産イチゴを入れたシュークリーム、「鉄板dining 香音」は「土佐あかうし」のもも肉のステーキ、「創作料理 アランチャ」は「気軽にランチで楽しめる」(藤田さん)というニラとサンショウを使うペペロンチーノ、熱田区にある「土佐料理 龍馬」は「初めて食べたがコラーゲンの塊でぷるんぷるんしている」(同)という鯨の皮の部位を使う「皮鯨と葉にんにくのすき焼き」。そのほかスイーツやドリンク、パンなどや、コース料理に取り入れるなど、各店が趣向を凝らしたメニューが提供される。

 「カフェから完全予約制の店など、参加店の業態もさまざま」と藤田さん。今回初めて、名駅3丁目エリアで高知の地酒を楽しむイベント「tosasai」を2月11日に開催する。「tosasaiでより多くの方に『エリアジャック高知@なごの』を知ってもらい、その後の波及効果に期待している」とも。

 期間中、参加店で対象メニューを注文すると参加できるスタンプラリーも行う。集めたスタンプの数により抽選で「土佐あかうしロースすき焼きセット」(スタンプ15個以上)、「カツオわら焼きタタキセット」」(同10個以上)、「土佐果物加工セット」(同7個以上)などのほか、条件をクリアした人を対象に抽選で当たる「FDA名古屋-高知往復ペア航空券」を用意する。

 3月15日まで。

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