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名駅の地下街「ユニモール」でリアル謎解きゲーム 「アート作品」に「謎」

「リアル謎解きゲーム」の参加を呼びかけるユニモール営業部の大町健人さん

「リアル謎解きゲーム」の参加を呼びかけるユニモール営業部の大町健人さん

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 名古屋駅前の地下街「ユニモール」(名古屋市中村区名駅4)で8月7日、「リアル謎解きゲーム~マルーニ男爵の奇妙な個展~」が始まった。

「謎」が仕掛けられた「アート作品」のポスターは見る角度で絵柄が変わる印刷を用いた物もある

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 同イベントで参加者は専用の解答用紙を手掛かりに同地下街にちりばめられた6つの謎を解いて最終解答を導き出す。昨年に続き2回目。「わくわく感、非日常感」をテーマにシナリオを作ったという今年は、「ひらめきとアートを愛することで有名なマルーニ男爵」がユニモールで個展を開くという設定で、地下街の壁面に掲出された3種類の「アート作品」のポスターほか、店舗の装飾や店名ロゴにも「謎」を仕掛ける。

 飲食店や物販店が並ぶ同地下街は、買い物客のほか周辺のワーカーのランチ利用も多い。通勤などで地下街を歩く人も多い。

 同企画担当の同社営業部の大町健人さんは「普段歩いている地下街が美術館になるようなわくわく感がある。18日まで開催しているので、毎日1問ずつ解いてもクリアできる。最終解答で分かるユニモールからのメッセージも楽しみにしてほしい」と話す。開催初日の最初にクリアした人は謎解きファンだという年配者の夫婦で、40分程度でクリアしたという。

 所要時間の目安は移動時間含め1時間程度。最終解答を同地下街「センタープラザ」にいるイベントスタッフに報告しクリアすると記念品がもらえるほか、10万円分の国内旅行券が抽選で当たる。最終解答の正誤は専用のLINEアカウントでも確認できる。

 昨年の初開催を振り返り、大町さんは「無料で参加しやすい様子だった。ファミリー層を想定していたが、始めてみると近隣のワーカーや年配者など幅広い年齢層の謎解きファンが参加してくれた。ユニモールの新たな客層の取り込みにつながったほか、滞留時間が長くなった。テナントで働く人も謎解きに参加して楽しんでもらえた」と話す。

 新しくオープンした店舗近くや奥の方の店舗に「謎」を設置することで、店のPRにもつなげる。「普段、地下街を歩く人にも新しい店を知ってもらう機会になれば。開業して50年以上のユニモールは少しずつ変わっているので、昔来ていたという人も久しぶり来てほしい」と呼びかける。

 解答用紙と筆記用具は「センタープラザ」と「ウエストプラザ」の専用ラックに設置する。開催時間は10時~17時(ゴール受け付けは18時まで)。参加無料。8月18日まで。

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