名古屋市交通局(名古屋市中区三の丸3)は3月18日から、「交通局オリジナル電車型目覚まし時計」を発売する。
同品は、1977年3月18日、伏見~八事間(8キロメートル)で開業した名古屋市営地下鉄鶴舞線の開業30周年を記念して発売するもの。同局の担当者は「市民に身近な存在の地下鉄車両型でより一般的な記念グッズをと考え、誰もが使用できる目覚まし時計型にした」と話している。
本体は、方向幕が白地に黒文字、パンタグラフ(集電装置)を2基備えるなど鶴舞線開業当時の車両「3101号車」を元に忠実に作成した目覚まし時計。窓枠がデジタル表示の時計で、目覚ましアラーム時には扉の窓が光り、プルバック機能付きのため、本体を後ろに引き走らせることも可能だという。大きさは、幅3.5センチ×高さ約4センチ×長さ約7センチ。価格は1,000円。
名古屋、栄、金山(3月18日発売)、伏見、今池、八事、新瑞橋、星ヶ丘、大曽根(3月19日発売)の地下鉄各駅構内をはじめ、市営交通資料センター(中区丸の内3)、レトロでんしゃ館(日進市浅田町)で計6,000個を販売する。同品は、店頭販売のみで、事前予約、通信販売は行わない。
発売開始日の同18日には、名古屋市交通局日進工場で鶴舞線開業30周年を記念したイベントも開催。会場での販売も予定している。問い合わせは、交通局乗客誘致推進室(TEL 052-972-3939)まで。