「ネコナデ」大森美香監督がトーク-「あいち国際女性映画祭」ゲストで

映画「ネコナデ」の監督・大森美香さん。

映画「ネコナデ」の監督・大森美香さん。

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 名駅の映画館シネマスコーレ(名古屋市中村区椿町8、TEL 052-452-6036)で期間限定上映が決まった「ネコナデ」の監督・大森美香さんが9月5日、「あいち国際女性映画祭2008」のゲストとして名古屋に訪れた。

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 同作品は、企業戦士として働いてきた男が1匹の子猫との出会いから新しい人生の第一歩を踏み出すまでを描く映画。主演は大杉蓮さん、原日出子さん、もたいまさこさん、鶴見辰吾ほか。大杉さんは、冷徹な社長の指示で多くの社員をリストラしていく清廉潔白な部長・鬼塚太朗を演じる。

 「あいち国際女性映画際2008」は中部圏唯一の国際映画祭で、世界で活躍する女性監督を招き作品の上映やゲストトークを行うもの。13回目を迎える同祭のディレクターは、シネマスコーレの館長が務める。

 大森さんは、松山ケンイチさん主演「デトロイト・メタル・シティ」などの話題の映画や、伊東美咲さん主演「エジソンの母」、竹内結子さん主演「不機嫌なジーン」など人気テレビドラマの脚本も手掛ける。

 映画監督になったきっかけについては、「母が映画好きで、中学生のころ、名画『カサブランカ』や『風と共に去りぬ』をはじめ、ジブリ作品を見たことを機に映画に興味を持った。また短大の授業『映像論』で仏映画『赤い風船』を見たときに、何て素敵な映画なんだろうと思い、どうやって作っているのか興味を持った。しかし最初に就職した名古屋テレビでは、普通のOLとして事務職に就き、後に転職したフジテレビでも契約アシスタントディレクターとして映画に全く関係ない仕事をしていた。ところがある日、ドラマのアシスタントディレクターをしているときに脚本を描く機会があり、脚本を描くだけでなく監督にも挑戦してみたいと思うようになり映画監督を本格的に目指すようになった」と話す。

 同作に登場する猫については「今まで猫は飼ったことがなかったが、かわいくて大好きになってしまい、飼いたくなった」と話し、猫の撮影については、「表情を自然に撮りたかったので、『トラちゃん』(同作に登場する猫)にストレスを感じさせないよう何も強制しなかった」(同)とも。

 一番苦労したシーンについて、大森さんは「鬼塚部長と猫が公園で出会うシーンは、場所が公園だったので、猫が逃げ出す心配もあり細心の注意を払った。また、複数の猫が箱に入っている場面を撮るときに、猫の動きが読めず難しかった」と振り返った。

 また、同作の見どころについては、「主人公の鬼塚部長がどう見えるかを意識して撮った。猫のかわいさだけじゃなく、鬼塚部長の心の変化やOLの本音など、リアルな人間ドラマとしてこの作品を楽しんでもらいたい」と大森さん。

 上映期間は9月20日~26日。

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