名古屋駅西に大阪仕込みのお好み焼き店-「素玉」に好きな具材をトッピング

手前=大和芋100%の「大和芋のべっぴん焼」、奥=カレーを鉄板で焼いた「鉄板カレーライス」

手前=大和芋100%の「大和芋のべっぴん焼」、奥=カレーを鉄板で焼いた「鉄板カレーライス」

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 名古屋駅西に4月8日、大阪のお好み焼き・鉄板焼きを提供する「浪花鉄板道 べんてん」(名古屋市中村区亀島2、TEL 052-451-0080)がオープンした。

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 店舗面積は20坪。厨房前のカウンター席とテーブル席の全38席を設ける。コンセプトは「大阪への小旅行」(同店店主の冨田さん)。「名駅裏を歩いていて偶然見つけた店に入ったら、大阪に行ったような感覚だった、そんな雰囲気を与えられる店作りをした」という。店内では、関西弁を使うほか、活気のある雰囲気で大阪らしさを演出する。冨田さんが大阪のお好み焼きの味が忘れられなかったことから知人の店で修行し、同店オープンにこぎ着けた。

 主な鉄板メニューは、定番の肉玉、イカ玉などのほか、キャベツのみのお好み焼き「素玉」(480円)に、肉、魚介類、チーズなどのトッピング(80円~、20種類)で好みのお好み焼きにできる。「大阪の下町では普通のスタイル」と冨田さん。また、鉄板半面くらいの大きさでうどんとお好み焼きそれぞれ5玉分の「まいける焼」(1,980円)、わさびじょうゆでさっぱり食べる大和芋100%の「大和芋のべっぴん焼」(1,080円)などのオリジナルメニューも提供する。そのほか、鉄板でカレーを焼いて提供する「鉄板カレーライス」(950円)などの変わり種メニューも。

 サイドメニューには「塩こんぶ」(80円)、「枝豆」(180円)などを用意し、ドリンクメニューでは焼酎を1,000円でボトルキープできる。「全体的にリーズナブル。大阪ではこのくらいの価格設定の店が多い」(同)。

 接客でもこだわりを持つ冨田さん。「店頭に立っている際、手は前で組む」「オーダーなどを聞く際はしゃがんで対応する」などのマナーを徹底している。また、厨房と客席で会話が飛び交う、にぎやかな雰囲気も同店の特徴。外の看板には、冨田さんが毎日、自身の幼少時代のエピソードを書き込んでいる。内容は、クスリと笑えるものや温かみのあるものなどで、同店のアクセントになっている。

 オープンして約1週間、利用客は近隣住民、近隣の会社員、学生などが多いという。営業時間は11時~23時。

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