プレスリリース

年間1万本限定・シリアルナンバー付き純米大吟醸『弥栄の酒 寿』で、高級飲食店・百貨店・ブライダル業界の新たな需要を創出

リリース発行企業:渡辺酒造 株式会社

情報提供:

慶応元年創業、渡辺酒造株式会社(愛知県愛西市)の七代目杜氏・渡辺秀幸は、この度、他の酒造りを一切やめるという大きな決断をいたしました。2024年のギフト市場規模が11兆1,880億円??と過去最高を更新する中、特に法人ギフトや高級贈答品セグメントでの需要が拡大しています。この市場背景を受け、慶事専用の純米大吟醸『弥栄の酒 寿(いやさかのさけ ことぶき)』を2025年8月1日より渡辺酒造公式オンラインショップで発売開始いたします。同価格帯商品との差別化を図る独自のサービス設計により、プレミアム贈答市場や高級飲食店・百貨店・ブライダル業界での新たな需要創出を目指します。


  シリアルナンバー付き『弥栄の酒 寿』特製桐箱入り


        渡辺酒造公式オンラインショップ  https://sake-kotobuki.com/

■11兆円を超えるギフト市場で注目される「高級化」トレンド

2024年のギフト市場規模は前年比102.7%の11兆1,880億円となり、過去最高を更新しました。2025年のギフト市場規模は前年比101.5%の11兆3,510億円で推移すると予測されています??。

法人ギフトでは、コロナ禍をきっかけに取引先の趣味嗜好に合った特別感のある高品質ギフトが選ばれるようになり、企業がギフトを「気持ちを伝えるコミュニケーションツール」として活用する傾向が強まっています??。消費者向けギフトにおいても、「相手の好みにあうか」(65.9%)、「もらった人が喜ぶか」「贈り物の内容が状況にふさわしいか」(4~5割)などを考慮した相手本位の贈り物選びが定着しています??。このように、企業・消費者ともに相手を重視した贈り物選びが進んでおり、ギフト本来の価値が見直されています。

一方、日本酒業界では、国内清酒の課税移出数量がピーク時(昭和48年度)の177万KLから令和4年度には約41万KLへと減少する中、特定名称酒(純米酒・純米吟醸酒など)の割合は増加し、消費者の嗜好がより品質の高い日本酒へと移行しています。清酒製造業の出荷金額単価は上昇傾向にあり、独自性や体験価値を付加した高付加価値商品の需要が高まっています??。

こうした「ギフト市場の拡大」「相手本位の贈り物選び」「日本酒業界の高付加価値化」という3つのトレンドが重なる中、渡辺酒造は慶事専用の純米大吟醸『弥栄の酒 寿』の開発に至りました。

■同価格帯商品との圧倒的な差別化戦略

1万円台の日本酒市場は、贈答用として「日頃がんばっている自分へのご褒美やお世話になった大切な方へのプレゼント」として位置づけられており、普段飲む2,000円前後の日本酒と比べて「特別なお酒」として認識されています。この価格帯は、相手への感謝の気持ちを表現する「少しだけ奮発」した贈り物として、プレミアム感を演出できる絶妙なポジションにあります。

現在の1万円台高級日本酒市場を分析すると、付加価値の差別化要素として主流なのは以下のとおりです。

・製造技術による差別化:極限精米、特殊製法、長期熟成
・希少性による差別化:限定生産、特定地域限定、季節限定品
・パッケージング・デザインによる差別化:桐箱や化粧箱入り、特徴的なボトルデザイン

しかし、これらの従来型付加価値は多くの蔵元が採用しており、消費者にとって選択の決め手となる明確な差別化要素が不足しているのが現状です。また、味わいや香りの優劣は個人の嗜好に依存するため、絶対的な差別化要素とはなりえません。

このような市場環境の中、渡辺酒造の『弥栄の酒 寿』は、従来の製品差別化とは一線を画す4つの独自性を持った差別化戦略を展開します。

『弥栄の酒 寿』の4つの独自性
1. 極限の希少性: 年間1万本という圧倒的な限定性
2. 唯一無二の体験価値:購入者限定酒宴への招待システム
3. プレミアム感: シリアルナンバーによる特別感の演出
4. ブランドストーリー:他の酒造りを完全停止した蔵元の覚悟





 王冠に刻まれたシリアルナンバー

■高級飲食店・百貨店・ブライダル業界での活用シーン

本商品は、同価格帯の他商品にない4つの差別化要素により、個人購入に加えて、以下のBtoB領域での活用が期待されます。

【高級飲食店での活用】
・VIP顧客への特別な記念日演出
・年間1万本限定の希少性を活かした店舗差別化
・限定イベント招待による継続的な顧客関係構築

【百貨店での活用】
・体験価値付きギフトとしての差別化商品
・富裕層顧客への特別提案商品
・慶事専用設計による幅広い贈答シーンに対応

【ブライダル業界での活用】
・結婚式での特別な乾杯酒
・両親贈呈品としての記念性訴求
・限定イベント参加権付きの特別な引き出物・記念品




  慶事を彩る、純米大吟醸『寿』

■蔵元の戦略的決断:一本特化による品質と希少性の追求

七代目杜氏・渡辺秀幸は、長年多品種の酒造りを手がける中で、「これぞ」という一本を極めることを決意しました。深さ150mから汲み上げる木曽川の伏流水と山田錦(精米歩合50%)を用い、アルコール度数15度で仕上げた純米大吟醸は、完熟マスカットのような芳醇な香りと、上品なキレが特徴です。

推奨される飲用方法は冷酒で、和食との相性が抜群です。フルーティでありながらスッキリとした後味は、食前酒から食中酒まで幅広いシーンで活用できます。


         七代目杜氏・渡辺秀幸


■購入者限定イベントによる継続的な顧客関係構築

毎年4月に開催される購入者限定酒宴では、特別なコース料理と『寿』を楽しみながら、華やかなひとときをお過ごしいただけます。このイベントは、商品販売を超えた「記憶に残るひとときに」という体験価値の提供により、以下のビジネス効果を狙った戦略的な取り組みです。

・顧客満足度の向上:購入者限定イベントにより、「商品を超えた特別な体験」を顧客に提供可能
・差別化商品としての訴求力:他社商品では提供できない「継続的な体験価値」を顧客に提案可能
・口コミ効果の創出:参加者が体験を共有することで、自然な商品PRを促進


【商品概要】
商品名:弥栄の酒 寿(いやさかのさけ ことぶき)
品目:日本酒(純米大吟醸)
原材料名:米(国産 山田錦)、米こうじ(国産米)
使用米:山田錦 100%
精米歩合:50%
アルコール分:15度
内容量:720ml
販売価格:11,000円(税込)
発売日:2025年8月1日
年間生産本数:1万本限定
特徴:シリアルナンバー付き、特製桐箱入り、特別イベントに抽選招待


<参考資料>
1)矢野経済研究所 ギフト市場に関する調査を実施(2024年)
https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/3745
2)矢野経済研究所 法人ギフト市場に関する調査を実施(2024年)
https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/3543
3)マイボイスコム株式会社【ギフトに関する調査】直近1年間に贈り物をした人は6割強。そのうち、直接会って渡した人は7割弱(2024年12月20日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001557.000007815.html
4)酒のしおり 令和6年6月(国税庁課税部酒税課 酒類業振興・輸出促進室)
https://www.nta.go.jp/taxes/sake/shiori-gaikyo/shiori/2024/pdf/0001.pdf

【渡辺酒造株式会社】
代表取締役:山田 栄治
所在地:〒496-8015 愛知県愛西市草平町道下83
創業:慶応元年(1865年)
事業内容:日本酒の製造・販売
TEL:0567-28-4361
FAX:0567-55-8009



        愛知県愛西市 渡辺酒造株式会社

【本件に関するお問い合わせ先】
渡辺酒造株式会社 担当:山田 栄治
TEL:080-2455-1234
E-mail:ey021719@gmail.com

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