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名駅・柳橋中央市場内にたこ焼き店-相棒の味にほれ込み脱サラ出店

「おすすめ」だという「ねぎポンマヨ」

「おすすめ」だという「ねぎポンマヨ」

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 名古屋駅前柳橋中央市場内の「マルナカ食品センター」(名古屋市中村区名駅4)内に2月27日、たこ焼き店「きわみ 柳橋本店」がオープンした。

店主の下村さんと、荒木さん

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 外食産業に20年余り携わってきた経験も持つ店主の下村さんと、小学校からの友人である荒木さんが運営する。荒木さんは、もともと岐阜県可児市の駅前でたこ焼きの移動販売を始め、その後名古屋市・守山のショッピングモールに出店。約1年前、下村さんが荒木さんのたこ焼きにほれ込み脱サラし、同店オープンを決意した。「ずっとサラリーマンでいいのか、と心の片隅で悩んでいた。荒木さんのたこ焼きの味に出会い、ほれ込み、『このたこ焼きを全国に広めたい』と思った」という。

 生地にこだわりがあるという同店のたこ焼き。「試行錯誤し作り上げたオリジナルの粉は、だしなどで味付けしてあり、生地自体がおいしい。外はカリッと、中はジュワッとした関西風のたこ焼き。ソース、しょうゆ、油が残らず、くどくなく飽きのこない味」と紹介する。

 市場内への出店については、「市場のあるこの柳橋発祥としたかった。名古屋駅からも近いので広がりも期待できる。市場に出入りしている人は舌が肥えているので、受け入れてもらえたら大きな価値が得られる」とも。現在の客層は、朝は市場で働く人、昼と休日は周りで働く人や一般客だという。店舗には8席のテーブル席も設ける。

 「おすすめ」メニューは、刻みネギ、ポン酢、マヨネーズを掛けた「ねぎポンマヨ」(400円)。そのほか、「ソース」「しょうゆ」(以上350円)、「ねぎソース」「ねぎしょうゆ」(以上400円)。いずれも6個入り。

 「いつかは生地の販売や、家庭でもおいしく焼ける生地の開発も行っていきたい。店舗だけでなく、家庭にもこのたこ焼きの味を広めていきたい」と意気込む。

 営業時間は4時~14時。休業日はマルナカ食品センターに準じる。

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