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名駅に作家の器を扱う「うつわhase」-常時100点を展示販売

「うつわhase(ハーゼ)」店内

「うつわhase(ハーゼ)」店内

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 国内外の作家の器を取り扱う「うつわ hase(ハーゼ)」(名古屋市中村区名駅5、TEL 052-414-5465)が5月12日、江川線沿いの花車ビル中館1階にオープンした。

常時約100点の器を並べる店内

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 「生活のすぐそばにあり、使えるアートとして器を紹介する」(店長の浅井さん)という同店。店舗面積は70平方メートルで、住居だった場所を改装した店内には常時約100点の器を並べる。常設展以外にも個展を展開しており、全国の著名な作家や新進気鋭の若手作家の器を展示販売。内装は、「じっくり作品と向き合える穏やかな空間」を演出している。

 「日々の暮らしの中で器に触れて使っていくうちに心が満たされ、気持ちがふっと軽くなる。そんなアートとの付き合い方を提供したい」と浅井さん。「あくまでお客さま自身にさまざまな使い方を自由に味わってほしいので、程よい価格帯のラインナップも意識してそろえている」とも。

 次回は、韓国出身・李英才(リ・ヨンゼ)さんの個展を予定(6月23日~30日)。「作家の器には作家自身のパーソナリティーや生活様式が色濃く反映される。例えば、李さんの作品は、テーブルの上だけでなく、畳の上に座って使ってもしっくり来るマグカップが生まれたりする。器を通じて作家と無言の会話を交わしてほしい」。7月21日からは テキスタイルデザイナーの大谷敬司さんによるストールの展示も行う。いずれの企画も浅井さんが作家・作品に共感し実現した。

 今後については、「お越しいただいた方が作品に触れて、お帰りになる際には気持ちが切り替わり、リフレッシュするような空間にしたい。そして日常にもっとアートを取り入れた暮らしをしていただけるような提案をしていきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は12時~18時。日曜・祝日・月曜・火曜定休(個展・企画展などの期間中は無休)。

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