JR名古屋駅直上のビル「JRセントラルタワーズ」「JRゲートタワー」（名古屋市中村区名駅1）12階・13階のレストラン街で7月20日、カフェ店員姿の「ポケモン」の装飾が始まった。

カフェのスタッフユニホームを身に着けた「ピカチュウ」の装飾

　JR東海のプラン企画「推（お）し旅」と、ポケモン社が配信するパズルゲーム「ようこそ！ポケモンカフェ～まぜまぜパズル～（通称＝ポケまぜ）」のコラボ企画。82種類のポケモンを原寸大で、シートやパネルなどに表現し、レストラン街のマップや壁面、通路などに設置する。背の高いポケモンは、2フロアにわたる柱に表現した。

　ゲートタワーのレストラン街内の吹き抜け広場には、「ポケまぜ」上のメニュー「イーブイカフェラテ」を模したバルーンのオブジェをつるす。13階から見下ろすと、「イーブイ」のラテアートも見ることができる。オブジェ下には同ゲームの世界観を表現したビジュアルボードと、「コオリッポカプレーゼ」「ヒメグマのミルクコーヒー」など4つの人気メニューの食品サンプルを飾り、写真撮影を楽しめるようにした。

　セントラルタワーズのレストラン街12階広場には、名古屋城や新幹線が描かれる同企画描き下ろしのビジュアルボードを設置。そのほかの場所では、ビーチカフェと、スイーツをちりばめたカフェにポケモンを表現したフォトスポット2カ所も設置する。

　両ビル2階のエレベーターホールのエレベーターの扉にもゲームの世界観をシートで演出。ゲートタワー12階エレベーターホールには、ポケモンをちりばめた七夕イメージの夜空のデザインを表現した。「12階の外光が入って来てきれいに映る。夜もきれい」と、ジェイアールセントラルビル事業部の小西明香里さん。「初日の朝から、ポケモンのぬいぐるみを持って来ている子どももいた。『推しポケ』を探して楽しんでほしい」とも。

　レストラン街利用者には同企画オリジナルデザインのコースターを数量限定で進呈。9種類のポケモン装飾前に設置された二次元コードを読み込んで「推しポケ」ポイントやピースを集めてパズルを完成させる企画も用意する。

　装飾は9月1日まで。7月23日には、ゲートタワー1階イベントスペースに「ミュウのケーキ」の大型食品サンプルの設置が始まる。8月25日まで（予定）。