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名駅「喫茶 ボン・ヴォヤージュ」が復活オープン 名物「シャチボン」も

「喫茶 ボン・ヴォヤージュ」で提供する、「シャチボン」などのメニュー

「喫茶 ボン・ヴォヤージュ」で提供する、「シャチボン」などのメニュー

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 「喫茶 ボン・ヴォヤージュ」が11月4日、JR名古屋駅中央通りに約20年ぶりに復活オープンする。

シャチボンアラモード

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 「ぴよりん」など洋菓子の製造販売や飲食店運営を手がける「ジェイアール東海フードサービス」(名古屋市中村区名駅2)が、「ぴよりん」生誕の店「カフェ ジャンシアーヌ」跡にオープンした同店。同社販売促進課の越智謙吾さんは「レトロに新しさをプラスしたニューノスタルジー名古屋喫茶」と話す。席数は40席。

 新店舗では、朝からの利用も多い駅中の立地を生かし、喫茶業態を計画。同店と同じ並びで営業していたホテルラウンジをイメージした「カフェ・ラウンジ ボン・ヴォヤージュ」を復活させるだけでなく、名古屋らしさも体験でき、朝・昼・夜の利用に対応する店として企画した。当時の「ボン・ヴォヤージュ」で3年間店頭に立ち、うち1年は店長を勤めたという越智さんは「店の復活に立ち会えて、長く勤めて良かった」と笑顔を見せる。

 フードメニューは、「味噌(みそ)カツサンド」(1,300円)、「海老(エビ)フライドッグ」「小倉ホットサンド」(以上、900円)の名古屋喫茶メニューのほか、「ミックスサンド」(1,200円)、「照り焼きチキンホットサンド」(1,250円)など。ドリンクは、コーヒー、紅茶、クリームソーダなど。

 モーニングタイム(7時~11時)は、ドリンクにゆで卵とトースト(ハーフサイズ)が付く「モーニングセット」(ドリンク代のみ)と、小倉トーストやミニクロワッサンサンドなどが付く「モーニングプレート」(ドリンク代に500円増し)。ランチタイム(11時~14時)は「味噌カツサンド」などにポテトフライ、サラダ、ドリンクを付けたプレートメニューを販売する。17時からはナイトカフェとして、パフェやアイリッシュコーヒーなども販売する。「ぴよりん」の販売はなし。

 しゃち型のシュークリーム「シャチボン」も復活。「シャチボン」は、「カフェ・ラウンジ ボン・ヴォヤージュ」で販売されていた商品で、その後、店舗の閉店や変更を理由に、休止と復活を繰り返し、2024年4月、シャチボンが「自分を見つめ直すために大きな旅立ちを決意した」として販売休止した。当時、公式SNSでは「必ず戻ってくる」とのコメントを残していた。「よりおいしくなって帰ってきた」(越智さん)というシャチボンは、全面リニューアルし、生地はクッキーに近いサクサク食感で、ホイップクリームとカスタードクリームは濃厚にしたという。販売は11時からで、当日分なくなり次第終了。単品(700円)をのせる、「シャチボンアラモード」(1,650円)も用意する。

 時間帯で提供するメニューが異なる。全商品テイクアウト対応なし。越智さんは「名古屋に来て食べてほしい」と来店を呼びかける。

 営業時間は7時~21時。

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